「3学期始業式」

2024年1月9日
    新年あけましておめでとうございます。本日より3学期が始まり、ブログの更新もスタートします。日頃より、新原小学校ブログへのアクセス(観覧)をありがとうございます。データ容量の制限があるため、本年も1日2~3件程度になりますが、ブログの更新を続けていきたいと思います。観覧をどうぞよろしくお願いいたします。

    1/9(火)本日の1校時に、「3学期始業式」を行いました。長期休み後のため、「3学期始業式」はオンライン放送での実施としました。式では、2024年の決意や目標、3学期に頑張りたいことなどを3人の代表児童が発表した後、校長が講話をしました。

    【校長の話】
    みどりっ子の皆さん、新年あけましておめでとうございます。
    今年の十二支(えと)は辰ですね。6年生の1月から3月、5年生の4月から12月生まれのみどりっ子が年男・年女になります。辰とは、想像上の生き物の龍(竜)を意味します。龍(竜)が現れると、めでたいことが起こると昔から言い伝えられてきました。また、辰年は、成功という芽が成長して花開く年であるとも言われてきました。年男・年女だけでなく、みどりっ子全員が「成長して花開く」素敵な一年になることを願っています。
     
    さて、3学期をスタートするに当たって、私から二つの大切なお話をします。
    一つめのお話です。
    2024年、令和6年という新しい年が始まり、皆さんは「今年はやるぞ!3学期も頑張るぞ!」という気持ちでいると思います。「一年の計は元旦にあり」という言葉を聞いたことがあるでしょう。この意味は「一年の計画は年の初めである元旦に立てるべきであり、物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てるのが大切だ」ということです。つまり、新年を迎え、「きちんと目標や計画を立てれば、充実した一年を過ごすことができる」ということです。
    先ほどの児童代表の言葉・・・3人のみどりっ子の話からは、きちんと目標を立てて頑張ろうという意気込みが、しっかりと伝わってきました。
    しかし、目標や計画を立てさえすれば「成長して花開く」わけではありません。目標を達成するために大切なことを皆さんに教えます。3学期の合言葉にしましょう。それは、「気づき・考え、行動する」ことです。もう一度言います。「気づき・考え、行動する」です。
    気づくこと、考えることはとても大切です。しかし、何よりも大切なことは行動することです。なぜならば、人は行動することでしか自分を変えること、成長させることができないからです。些細なこと、小さなことで構いません。まず一つ行動することを決めて取り組んでみてください。例えば、優しい人になるという目標を立てたならば、『隣の友達と笑顔で話をする』『友達に手を振って挨拶をする』『靴箱で、そろっていない友達の靴を見かけたら整頓してあげる』など、自分ができそうなことを決めて、すぐにやってみるのです。どんなことでも、何か一つでも自分が決めて行動したならば、それは優しい人になるという目標に近付いたことになります。行動すること・・・大切にしてください。
    「気づき・考え、行動する」ことについては、また次の機会に詳しくお話ししたいと思います。
     
    二つめのお話です。
    3学期は、進級・進学に向けての大事な学期・・・新しい学年の「0学期」です。6年生で言えば中学1年0学期です。「まだ6年生でなく、もうすぐ中学1年生」という意識をもつことが大切です。意識は行動となって現れます。
    1年生は2年0学期、2年生は3年0学期、3年生は4年0学期、4年生は5年0学期、5年生は6年0学期・・・特に最高学年、最上級生となる5年生には、新原小150年の伝統を引き継ぐ、素敵なリーダーとなることを期待しています。
     
    1年生から4年生は47日間、5・6年生は48日間という短い3学期。みどりっ子の「夢や目標に向かってともに輝く姿」「一生懸命でかっこいい姿」をたくさん見せてください。みどりっ子の活躍を楽しみにしています。頑張りましょう。