避難訓練(災害に備えて)

2025年11月26日
    いつ起こるか分からない災害。
    昨夜も、熊本県では震度5強の地震が発生しました。
    舞阪中学校は海に近いため、地震と津波から身を守る備えを最優先に行っています。

    今日は、1時間目が始まる前の休み時間に、予告なしでの避難訓練を行いました。
    震度6の地震が発生したという想定です。

    教頭が緊急放送で地震の発生を告げると、
    生徒たちは机の下にもぐったり、手や本などで頭部を覆ってその場にしゃがんだりして、
    大切な頭を守る行動をとりました。
    揺れがおさまったことを放送すると、生徒たちは自ら屋上へと避難していきます。
    1時間目の授業が始まる前だったため、理科室や体育館の近くから避難する生徒もいました。

    本校では、教師が呼びかけ、整列してから移動することはしません。
    海に近い舞阪中では、津波がすぐに襲ってくることが考えられるため、
    生徒が自らの判断で、素早く避難することが求められるからです。

    避難訓練は今年度だけで5回を数えるため、
    予告なしであったにもかかわらず、生徒たちはスムーズに身を守る行動ができました。
    先週、1年生は地域の方々の協力のもと、防災学習会を行いました。
    12/7(日)は「地域防災訓練」も予定されています。

    災害への備えは、何度やったとしても、「やり過ぎ」ということはありません。
    自らの命は、自ら守る。
    学校や地域の安全は、自分たちで守る。
    今後もいっそう、災害への備えを万全なものにしていきたいと考えています。(文責:教頭)