2025年10月

  • 潮鳴祭 前日の様子

    2025年10月2日
      今日は、潮鳴祭第一部(合唱コンクール)の日ですが、
      あえて、昨日の学校の様子を、写真でお伝えします。

      本番当日の合唱が大切なことは言うまでもありませんが、
      そこに至るまでの練習や過程も、同じくらいに大切だと思うからです。

      昨日、秋晴れの爽やかな日差しの中、校内のいたる所から、合唱の声が聞こえてきました。
      その声をたよりに生徒を探し、写真に収めて回りました。
      一緒に歌を歌う。
      これって、実は素晴らしいことだと思います。

      歌の上手な人、そうでない人、音感のある人、そうでない人、ピアノを弾ける人、そうでない人、
      高音が出る人、低音が得意な人、変声期を迎えた人、人前に出ると緊張する人、などなど
      個性や考え方を合わせると、学級には、さまざまな ”違い” を持つ人がたくさんいます。

      その違いを全部含めながら、それでも一つの歌を歌い上げる。
      思いを声とし、声を重ねてハーモニーとし、歌として作り上げ、聞く人に届けようとする。
      その過程を感じるからこそ、聞く人にも感動が伝わるのだと思います。

      世界に目を向けてみると、肌の色や思想の違いなどの差異を理由に、
      人を遠ざけ、時に人を攻撃するという、痛ましい出来事がニュースに流れています。

      そんな中、生徒たちが歌を作り上げた過程は、
      平和な世界を作り上げることにつながっていく、と言ったら大げさ過ぎるでしょうか。

      今日、福祉交流センターのホールに響く生徒たちの歌声から、
      何かを感じ取っていただけたとしたなら、これ以上の喜びはありません。
      ぜひ、感想をお聞かせください。(文責:教頭)
    • 朝晩は涼しくなり、ようやく秋の訪れを感じるようになりました。

      今日から10月です。
      新たな気持ちで、スタートしていきましょう!

      今年も「花いっぱいプロジェクト」を行います。
      花や観葉植物を各教室に配り、
      潤いのある学習環境をつくることと、豊かな心を育むことを目指しています。
      今年も平野生花店さんにご協力いただきました。

      今回は「クロトン」です。
      西太平洋諸島が原産地で、カラフルな色彩の葉が魅力的な観葉植物です。
      3年3組は社会です。
      日本国憲法にある「自由権」とは、どんな権利なのかについて学習しました。

      「自由」 は、 ”勝手気ままにふるまう” ことではなく、”権力による圧制からの自由” です。
      ”自分さえよければいい” というわがままは、周囲の人の自由を奪い、結果的に自らも不自由にします。

      未来を創り、未来を生きていく生徒たちにとって、とても大切な考え方だと感じます。
      授業を通して、自らの生き方について考える機会としてほしいと思いました。
      3年2組は英語です。
      自分の意見を英語で表すことについて学びました。

      「agree with~」(~に賛成する、~に同意する)
      「disagree with~」(~に反対する、~に同意しない)
      を使って、自分の意見を表現しました。
      周囲の人と共に、だれもが自由に生きられる社会を創っていく。
      国を超え、多くの人と協力し合ってこの地球を動かしていく。

      生徒たちは、未来をつくっていく責任ある人です。
      だからこそ、力を発揮できるよう、しっかりと学んでほしいと願います。

      未来は、現在の生徒たちの努力・成長にかかっています。
      学べ! 頑張れ! 生徒たちよ!(文責:教頭)