青春の情熱 夏の大会の軌跡(14)

2025年7月14日
    5・6位決定戦に勝ち上がった舞阪中は、開成中と対戦しました。
    この試合も互いに譲らない、競った試合展開となりました。
    2-2の同点となり、最後まで奮闘しましたが、力尽きました。
    舞阪中は惜しくも2-3で開成中に敗れ、第6位となりました。

    しかし、県大会出場の切符は手に入れました。
    県大会で今回のリベンジを果たし、更に上へと駆け上がってほしいと願います。
    決勝トーナメントの3試合は、いずれも僅差での勝負となりました。
    どれ一つとっても、楽な試合はありませんでした。

    でも、だからこそ、今回の大会は、成長の機会となったのではないでしょうか。
    一方的な試合よりも、勝つか負けるか分からない緊張感ある試合の中でこそ、
    実力は急速に伸びてゆくものだと思うからです。

    人生も、同じだと思います。
    たとえ上手くいかないことがあったとしても、1mmでも前へ進もうとすることが、
    自らを大きく成長させゆくことになるのだと考えます。

    生徒たちよ。
    県大会という次のチャンスに向けて、更に更に技と心を磨いてほしい。
    そして、たとえ緊迫した試合になったとしても、今日の経験を生かし、挑みぬいてほしい。
    そこに、人間としての成長があります。

    頑張れ!女子卓球部!
    君たちの更なる前進と成長を、期待しています。(文責:教頭)