なぜ日本は戦争をしたのだろう

2025年6月13日
    今日は強い日差しの降り注ぐ時間帯もあり、気温が上昇しました。
    しかし、時おり爽やかに吹く風に助けられ、なんとか凌ぐことができました。

    来週は30℃超えが予想されています。
    暑さに負けずに、頑張っていきましょう!
    図書室前の廊下には、季節に合わせた掲示がされています。
    今月は、かわいらしい傘のオブジェが飾られています。

    1階中央渡り廊下には、出張図書室が開催中です。
    6月は「いのちについて考える月間」に合わせて、防災や命についての本がラインナップされています。
    ぜひ、手に取ってみてください。
    3年3組は社会です。
    歴史の授業で、数週間にわたって第二次世界大戦について学んできました。

    単元のまとめとして、グループで話し合い学習を行いました。
    テーマは「なぜ日本は、”勝てるはずのない戦争” を始めてしまったのだろう」
    「どこで戦争をやめることができたのだろう」です。

    今までに学んだことをフルに活用し、級友の意見も参考にしながら、
    考えを深めていくことができれば、テーマに迫ることができると思います。

    どのような意見が出され、どのようなまとめになるのか、楽しみにしています。
     
    戦争の学習を通して学んでほしいことは、出来事を暗記することではありません。
    戦争そのものが、いかに悲惨であり、いかに残酷なものであるかを知ることだと私は考えます。
    そして、そのような戦争という歴史を、二度と繰り返してはいけないと、心から誓うことだと考えます。

    世界に目を向ければ、ウクライナとロシア、パレスチナとイスラエルなど、
    悲惨な戦争が今も続けられています。

    それらは決して、遠く隔てた、違う世界での出来事ではありません。
    映像に映し出される光景を、自分とは関係のない他人事と考えるのであるならば、
    本当に歴史を学んだことにはならないのではないかと私は思います。

    生徒たちよ。
    人の痛みを知る人であってほしい。
    そして、たとえ小さなことであっても、
    自分にできることは何かと問いかけ続ける人であってほしいと願います。 (文責:教頭)