2025年5月

  • 今回は男子バレーボール部を紹介します。
    現在部員は、3年生7名、2年生6名、1年生8名、計21名で活動しています。

    久しぶりに練習を見て驚いたのは、3年生のプレーに力強さが増したことです。
    サーブ練習では、速くて重そうな球が、ネット際の低い軌道で飛び交っていました。
    少し見ないうちに、ずいぶん上達しているなと感じました。

    この日はいくつかのグループに分かれ、レシーブやスパイクなど、それぞれの課題に取り組みました。
    どの生徒も引き締まった表情で、キビキビと練習に取り組む姿が印象的でした。
    中学生時代は、体の急激な変化とあいまって、体力も格段に向上するときです。
    それに伴い、今までできなかったことも、普通にできるようになることがあります。

    たとえ、今はできないことがあったとしても、
    「いつかきっと、できるようにする!」との強い決意を持つことが大切です。
    諦めない根気強さと、挑み続ける粘り強さが、きっと自分をひと回りもふた回りも大きくしてくれます。

    生徒たちよ。
    諦めるな。そして、ひたむきに努力を続けよ。

    更に更に大きく成長するよう、期待しています。
    頑張れ!男子バレーボール部!(文責:教頭)
  • 5月も中旬になりました。
    爽やかな気候で、学習や運動に取り組むには、1年で一番よい季節かもしれません。
    1年2組は美術です。
    タブレットでの課題の提出の仕方について学びました。

    これから制作する作品は、写真に撮ってデータを送ることになります。
    美術室廊下の窓から見える色彩豊かな中庭のように、素敵な作品を作ってほしいと思います。
    3年3組は国語です。
    孔子の「論語」を学びました。

    「己の欲せざる所は、人に施すこと勿れ」
    (自分がしてほしくないことは、他人もいやなのだからしてはいけない)

    教科担任が思いを込め、生徒に語っていました。
    聞いている生徒も、真剣な面持ちで聞いていたのが印象的でした。
    孔子は、今から2500年ほど前に活躍した人物です。
    今回学んだ言葉も、はるか昔のものではあります。
    しかし、時を隔てた現在においても、聞く人に訴えかける力が厳然とあります。

    自分は自分。人のことは関係ない。
    個人の尊重は大切ですが、周囲の人のことを考えない行き過ぎた行動は、利己主義になりかねません。

    自分が大切であるように、周囲の人たちも大切な自分をそれぞれが持っています。
    相手の身になって考える、という視点を忘れないことが大切だと考えます。

    これからの未来を創っていく生徒たちよ。
    多くの人と共生しようとするみずみずしい感性を、どうか持ち続けてほしいと願います。(文責:教頭)
  • 1年生が加入し、部活動が新たなスタートをきってから約3週間が経ちました。

    部活動紹介シリーズの第2回目は、女子バスケットボール部です。
    部員は、3年生2名、2年生1名、1年生3名の計6名です。

    1年生が入部する前は、たった3人での活動でした。
    そのため、練習内容も制限され、方法も工夫して行わなければいけませんでした。

    しかし、今はそれまでの倍の人数にあたる6人での活動になったため、
    3対3など、より実践に近い練習ができるようになりました。

    この日もコートを広く使い、
    真剣に、しかも楽しそうに、練習に取り組んでいる姿が印象的でした。
    試合には合同チームで出場します。
    他校の選手と常に一緒に練習できるわけではないので、もどかしさもあることと思います。

    しかし、ドリブルやパス、シュートなどの基本を徹底して身につけておけば、
    たとえ、いつも一緒には練習ができなくても、必ず思い通りのプレーができると信じます。

    だから、この日の練習のように笑顔とやる気を失うことなく、
    いつまでも前向きに取り組んでいってほしいと思います。

    頑張れ!女子バスケットボール部!
    いっそう心と技を磨き、堂々たるプレーヤーに成長することを期待しています。(文責:教頭)
  • 訓練地震発生!

    2025年5月13日
      命を守る。
      これが一番大切なことです。
      昨日、本校では抜き打ちでの避難訓練を行いました。

      潮の香りが届くほど海の近くに位置する本校では、
      地震から身を守ることも当然大切なのですが、
      そのあとすぐに襲って来るであろう津波からも身の安全を守ることが、とても大事になります。

      今年度になって3回目の避難訓練である今回は、予告なしの抜き打ち訓練として計画しました。
      それも、全員が教室にそろっている授業中ではなく、
      生徒の安否確認が一番難しいと思われる放課後の、部活動が始まってすぐの時間に行いました。
      「訓練地震発生!揺れています…」
      緊急放送が流れると、生徒たちは緊迫した雰囲気になりました。
      体育館で、ホールで、校舎の廊下で、グラウンドで、
      生徒たちは上から危険なものが落ちてこない場所で、頭を守る姿勢をとりました。

      「地震がおさまりました」
      放送と同時に、生徒たちは自主的に避難を始めます。
      津波から身を守るためには、誰かに指示されるのを待つのではなく、
      自分の意志で避難することがとても大切だからです。

      生徒たちは、校舎の屋上を目指し、階段を昇っていきました。
      屋上に到着すると、すぐにライフジャケットを装着します。
      そして部活動ごとに整列し、不明な生徒がいないかを確認し、あわせてケガの有無を調べます。

      いつものように学級ごとに点呼をとるのではないため、
      勝手が違い、手間取るところもありました。
      それら上手くいかないところを知ることも、避難訓練を行う意義になります。
      実際の場面で正確に行えるよう、今回の問題点を洗い出し、次までに改善していきます。

      大切な命を守るよう、これからも真剣な訓練を繰り返し行ってまいります。(文責:教頭)
    • 新緑の薫風が感じられる季節となりました。

      1年生も入部し、情熱と新しい息吹みなぎる部活動が始まっています。

      とは言え、夏の大会まではあと少し。
      ここから本格的な活動へと入っていきます。

      「燃やせ情熱!部活動」と題し、今日から、各部の活動の様子をお伝えしていきます。
      第1回目は、男子バスケットボール部です。
      3年生3名、2年生10名、1年生5名の18名で活動をしています。

      練習風景をのぞいてみると、1年生から3年生までが一緒になって活動している様子が印象的でした。
      「みんなでうまくなる!」との情熱が伝わってくるようでした。
      部活動が終わるころには、外は夕暮れ時を迎えていました。
      こんな時間まで、学年を超えて一緒に活動する機会は、それほどあるものではありません。

      お腹もすくだろうし、うまくいかなければ嫌になることもあるでしょう。
      それでも、とことんまで追求できるのが、部活動のよいところです。

      頑張れ!男子バスケットボール部!
      技も心も磨いて、更に更に大きくなれ!(文責:教頭)
    • 世界に一つだけの

      2025年5月9日
        今日は朝から曇り空で、午後になると次第に雨が降り始めました。
        天候によって気分も変わりがちですが、心だけは晴れやかにいきましょう!
        2年1組は美術です。
        木彫の手鏡に、デザインを描きつけました。

        動物や植物、キャラクターを描き込むことで、世界に一つしかない、自分だけの手鏡を作ります。
        タブレットで様々な画像を検索し、よりよいものを作ろうと努力する生徒もいました。
        世界に一つだけと言えば、一人ひとりの生徒自身が、世界にたった一人の存在です。
        だから、自分自身のことを、また周囲の人のことを、どうか大切にしてほしいと思います。

        よりよい手鏡をつくろうと、よりよいデザインを求めたように、
        よりよい人生を歩むためには、よりよい自分自身を育てなければなりません。

        そのための学校です。
        そのための教育です。

        どうか生徒たちよ。
        よりよい自分をつくりあげる努力だけは、忘れないでほしいと願います。(文責:教頭)
      • 今日は「声の日」だそうです。
        5月8日の、5(こ)と8(エイト)の語呂合わせなんだそうです。

        あいさつや感謝の言葉など、「いい声」、「温かな声」で、
        学校や地域を満たしていきたいですね。
         
        1年1組は英語です。
        「I went to ~.」(私は~へ行きました。)
        「I enjoyed ~.」(~が楽しかったです。)について学びました。

        春休みやゴールデンウィークに、実際に出かけた場所や楽しかったことなどを発表しました。
        公園やショッピングセンターだけでなく、コンサートや旅行について発表する生徒もいて、
        歓声や驚きの声などが教室中に響きました。
        毎朝、私は校舎内の階段や廊下を掃除しているのですが、
        時折、生徒から「ありがとうございます」と声を掛けられることがあります。
        褒められたくてやっているわけではないですが、声を掛けられると、やはり嬉しいものです。

        「ありがとう」の言葉を発するまでには、
        周囲のことに関心を持つ ”心の広さ” と、
        行為を当たり前のことと思わずに、ありがたいことと感じる ”心の清らかさ”と、
        わざわざ声に出して相手に伝えようとする ”勇気” が必要になります。

        「いい声」には、 ”心” や ”勇気” があるから、聞く人の胸に迫るのだとしみじみと思います。

        私も、「いい声」を発することのできる人になりたいと思います。(文責:教頭)
      • ゴールデンウィークが終わり、再び学校が始まりました。
        さわやかな5月の青空のように、
        新たな気持ちで頑張っていきましょう。
         
        2年3組は体育です。
        新体力テストで、50m走とボール投げをしました。

        目標は、自己記録の更新です。

        より速く、より遠くへ

        過去の自分を少しでも超えられるよう、頑張ってほしいと思います。(文責:教頭)
      • 昨夜から、強めの雨が降り続いています。
        校内の木々も雨に濡れ、次の成長の機会を待っているかのようです。
        先週、舞阪中吹奏楽部が、プロムナードコンサートに出演しました。
        これは、中学生や高校生などが順番に出演する、浜松駅北口で行われるコンサートのことです。

        舞阪中学校は、庄内学園 庄内中学校と合同で出場しました。
        この日のため、当日も含め3回の合同練習を行って、挑んだステージでした。

        聞いてくださる方々に喜んでいただくことを目標に、精一杯演奏しました。
        演奏終了後、多くの方からあたたかな拍手をいただきました。
         
        音楽は、人と人をつなぐ 力 があると思います。
        事実、演奏する生徒の思いは、聞いてくださった多くの人に届いたことと思いますし、
        舞阪中と庄内中の生徒も、今回の演奏を通して交流することができました。

        ひるがえって、今の世界は人と人とのつながりが絶たれつつあるように感じます。
        そのような時だからこそ、音楽に関わる吹奏楽部の役割や使命は、大きなものがあるはずです。

        そこまで大げさなことは言わないまでも、
        自分たちの感動を伝えられるよう、日々の練習に励み、
        音楽の楽しさをどん欲に追及していってほしいと願います。

        頑張れ! 
        吹奏楽部! (文責:教頭)
      • 何回できるかな

        2025年5月1日
          今日も気持ちのよい気候です。

          今日から、5月が始まります。
          元気にスタートを切っていきましょう。
          3年1組は技術です。

          トランジスタの学習を始めるにあたり、たくさんの細かな部品を確認しました。
          どの生徒も一言もしゃべることなく、丹念に確認している姿が印象的でした。

          今後、これらの部品を使って、身の回りの家電と同じしくみを作り、その働きを調べていきます。
          2年2組は体育です。
          新体力テストを行いました。

          握力や上体起こし、長座体前屈を測定したあと、反復横跳びを行いました。
          20秒間で、何回往復できるかに挑戦しました。

          よい記録を狙って、本気になって挑戦したため、
          終了と同時に、その場に座り込む生徒もいました。
          新体力テストはこのあとも続きます。
          とくに多くの生徒が苦手だと言う、「持久走」も残っています。

          苦手なことや嫌なことは、どうしても、心が ”逃げ” てしまいがちです。
          でも、そこで自分の心に負けず、 ”挑む” 気持ちを持てるかどうかが大切になります。

          同じことに挑戦するにしても、心が前向きか後ろ向きかで、結果は大きく違ってきます、

          生徒たちよ。
          どうせなら、”いやいや” やるよりも、”前向きな気持ち” で颯爽と挑んでほしいと思います。

          その思いや行動の繰り返しが、
          必ずあなたの生き方を、大きく変えていくはずです。(文責:教頭)