防災訓練

2025年4月15日
    昨日、津波避難訓練と火災避難訓練を行いました。
    大切な命を守るためには、年度初めのこの時期に、
    しっかりと、防災のための技術や知識を身につけることが大切だからです。

    津波避難訓練では、まず地震が発生したところから行いました。
    大切な頭をしっかりと守ることが重要です。
    机の下にもぐり込み、机の脚をしっかりと押えました。

    揺れがおさまったら、すぐに垂直避難をします。
    舞阪中は海のすぐそばにあるため、津波がすぐにやってくることが想定されます。
    教員が指示をして並んで避難するのではなく、生徒自身が判断して、すばやく屋上へと避難します。

    屋上についたらすぐにライフジャケットを装着します。
    そして点呼をとり、けがの有無も確認します。
    ここまでに約5分かかりました。
    火災避難訓練も行いました。
    火災で何よりも怖いのは煙です。
    服やハンカチで口をおさえ、煙をなるべく吸わないようにして避難しました。

    避難経路は、そのときの火災発生場所によって変わります。
    火災現場に近づかないように生徒各自が判断しながら、体育館前の広場に集まりました。
    防災担当から、火災の状況によって、さらに二次避難が必要な場合の行動について、説明がありました。
    訓練をしただけで終わってしまうと、次につながりません。
    教室に戻ってから、各学級で訓練を振り返り、
    気付いたことや感想などを防災ノートに書きこみました。
    地震や津波、火災などは、いつ起こるか分かりません。
    残念ながら、私たちが住む日本では、地震がなくなることはありません。
    しかし、いざという時に対しての備えをしておくことで、被害を小さくすることはできます。

    訓練はそのための備えとして、とても大切なものだと考えます。

    今後も、何度も何度も防災訓練を行う予定です。
    訓練内容も少しずつ変え、発生するシチュエーションや時間帯を変化させます。
    場合によっては、予告なしでの訓練も考えています。

    今年は、地域と連携をとりながら、防災訓練を行うことも考えています。
    学校運営協議会などを通して、地域の方の意見も取り入れながら、
    いっそう、命を守る学校を、つくってまいります。(文責:教頭)