兵(つわもの)どもが 夢の跡

2025年2月6日
    今日も寒いですね。
    寒さに、身も心も、シャキッと引き締まるようです。
    こんな日は、物事に丁寧に着実に取り組んでいこう、という思いが湧いてくる気がします。
    美術室前の廊下には、今年の生徒の作品が飾られています。
    題して「舞阪中学校 印象派展『印象夕陽』」。

    今年は ”印象派” が結成されて、150周年なのだそうです。
    それになぞらえ、授業で制作した印象的な夕陽などの作品を展示したものです。

    3月から4月にかけては、舞阪図書館にも出品し展示する予定です。
    ぜひご覧ください。
    2年3組は技術です。
    はんだごてを操って、懐中電灯を作りました。

    くれぐれも火傷をしないよう、十分に気を付けてくださいね。
    3年3組は国語です。
    松尾芭蕉の「おくのほそ道」を学習し、芭蕉が奥州平泉の高館を訪れたときのことを学びました。

    「国破れて山河あり」(杜甫(『春望』)
    「夏草や 兵(つわもの)どもが 夢の跡」(松尾芭蕉)

    どちらも、栄華の儚さや時の移ろいの残酷さといったものを感じさせます。
    先人の思いが、国や時代の違いを超え、
    今に生きる者の胸にさえ迫ってくることに、感動すら覚えました。(文責:教頭)