つれづれなるままに

2025年1月15日
    地球温暖化のためか、昨年は世界中で過去最高の平均気温を更新した、
    というニュースを見ましたが、
    それでも、冬はしっかりとやってきました。
    どんなときでも四季は必ず訪れるという、確かな自然の摂理を感じます。

    そうだとすれば、今は凍えるような寒い日が続いていたとしても、
    いつか必ず暖かな春がやってくることも、また確かなことになります。

    冬は必ず春となる。
    その希望を胸に、今日も元気にいきましょう!
    図書室に入ると、「福袋」が目に留まりました。
    この「福袋」には、違うジャンルの本が3冊入っているとのことです。

    人が選ぶ本は、どうしても似た傾向になりがちです。
    たまには全く違うジャンルの本を読み、
    読書の楽しさや幅広さを感じてほしいという意図があるそうです。

    生徒たちよ。
    新しい年の新しい自分を探しに、「福袋」はいかがですか?
     
    2年3組は国語です。
    「徒然草」を学びました。

    「つれづれなるままに、日暮らし、硯に向かいて、
     心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば…」

    教師が本文を読み、それに続いて生徒たちも読みました。
    有名な一節であり、私も中学生のときに暗記したことを思い出しました。

    時を超えて今に伝わる名文は、これからも遥か未来へと伝えられていくことでしょう。
    しばしの間、私も生徒と一緒になって授業を聞いていました。
    3年1組は体育です。
    これからダンスを学んでいくにあたり、他校のダンス発表会の映像を見て、イメージを持ちました。

    これからどんなダンスを作り上げ、披露してくれるのか、
    今から楽しみです。
    過去から伝わるものを未来へ伝えたり、今までになかったものを新たに作ったり、
    学ぶということは幅広いものだと、つくづく感じます。

    生徒たちよ。
    今こそ徹して、学びに学べ!(文責:教頭)