今日は何回、ありがとうと言いましたか?

2024年12月12日
    きっぱりと、冬が来ました。
    天空高くまで、冷たい風が吹いています。
    昨日、企業代表による ”特別授業” が行われました。
    これは、浜松市産業振興課と教育委員会が連携し、今年度から3年間にわたって、
    各企業のトップが生徒に向けて講演をするものです。

    今回は、「とろろや」やとんかつ「八兵衛」を展開している株式会社フード・フォレストの
    代表取締役社長である、森口愛様にお越しいただきました。

    コミュニケーションを取るためには、まずは人の話を聞くことが大切であること、
    「分かってくれない」「教えてくれない」と不平ばかり言う ”くれないおばけ” になるよりも、
    自分から相手に思いを伝えることが大事であることなど、示唆に富んだ多くのお話をいただきました。

    とくに心に残ったのは、水は「ありがとう」や「大好き」というポジティブな声を掛けた場合と、
    「キモイ」「嫌い」というネガティブな声を掛けた場合では、その結晶の形が全然違うというお話です。

    人間の体の大部分は水からできているので、ポジティブな声を掛けることが、
    自分にとっても相手にとっても良い影響を与えるというお話は、とても説得力がありました。

    「今日は何回、ありがとうと言いましたか?」
    「ありがとうと言われる人になろう」
    などの言葉は、自分の行いを振り返る契機となりました。
    相手の思いを、しっかりと聞こう。
    「ありがとう」という言葉を、もっともっと口にしよう。
    人に頼るだけでなく、自分から行動できる人になろう。

    たくさんのことを学びました。
    心に残った感動を、さっそく実行していきたいですね。(文責:教頭)