2024年11月

  • 先週の22日、1年生が「しおなり体験」(総合的な学習)として、防災マップ作りを行いました。

    まず、グループごとに舞阪町内を調査して回りました。
    目的は、緊急避難場所や高い建物、危険個所などを調べることです。

    午前中、グループで舞阪町内を回り、
    写真を撮ったり、実際に緊急避難場所に上ったりしました。

    学校へ戻ってきてから、調査した内容を地図に描き表しました。
    グループで協力し、写真を切って貼ったり、イラストを描いたりして、
    見やすいマップに仕上げました。
    実際に調査をした生徒から、
    「たくさんの避難場所があって驚くとともに、安心した。」
    「身近なところに、危険な個所があることを発見した。」
    などの、新たな発見や課題を見つけたという声が聞かれました。

    現状を知ることは、行動を起こすための第一歩になります。
    そこから、よいところや課題を見つけ、
    よいところを伸ばし、課題はよりよく改善していこうとすることが、
    社会をよりよくしていくことになります。

    今回の1年生の実践は、生徒が社会へ参画していく予行練習になると考えます。
    自分の住む地域を創っていくのは自分、と主体性を持つことが、
    よりよい地域、よりよい国、ひいては、よりよい世界を創っていくことへとつながっていくことでしょう。

    生徒たちよ。
    あなたたちの可能性は無限です。
    だから、身近なことから地球的なことにいたるまで、何事にもどんどん興味を持とう。
    なぜなら、あなたたちは希望の未来を創りゆく主役なのだから。(文責:教頭)
  • 県学力診断調査

    2024年11月28日
      11月もあと少しです。

      今日、平野生花店さんから、新しいお花が届きました。
      色とりどりのシクラメンです。
      明日から各教室に飾りますので、生徒の皆さんは楽しみにしていてくださいね。
      今日は、2年生は浜松市学力診断調査に、3年生は静岡県学力診断調査に取り組みました。

      2年生は3教科なので、3時間で終わりましたが、
      3年生は5教科なので、午後までテストを行いました。

      どの教室においても、生徒は真剣に取り組んでいました。
      図書室前の廊下を通ったら、12月の掲示に替わっていました。
      新しい本が入荷されたことも伝えています。

      学習で頭脳を鍛えた後は、読書で心を大きく広げてほしいと思います。
      冬来たりなば、春遠からじ。

      生徒たちよ。
      冬は鍛えの季節です。
      やがて来る春に躍り出るため、寒さに負けることなく、
      学習に部活動に読書に 全力で頑張れ! と願います。(文責:教頭)
    • 先週の22日、「しおなり体験の日」(総合的な学習)として、
      3年生が高校模擬授業を体験しました。
      これは、市内の10の高校の先生方にご協力いただき、高校の授業をしていただいたものです。

      英語・数学・書道・体育・音楽・工業・商業と、様々な授業が行われました。
      生徒たちは身を乗り出すように、意欲をもって取り組みました。
      中学校で学習した内容を復習したり、まったく新しい内容を学習したりと様々でしたが、
      どの会場でも、生徒たちのはじけるような笑顔が見られました。

      学ぶことは喜びです。
      学ぶことは楽しいことです。

      高校は、今まで以上に学びを深めていくために行くところです。
      3年生は、自分の4か月後の姿をイメージしながら、
      今の課題に、全力で取り組んでいってほしいと思います。

      がんばれ!3年生! (文責:教頭)
    • 職場体験(2)

      2024年11月26日
        今日も、職場体験の様子を写真でお伝えします。


        体験から帰ってきた生徒から、
        「疲れたけど、面白かった」「大変だったけど、楽しかった」などの声が多く聞かれました。
        それを語るときの生徒たちの目は、生き生きと輝いていました。
        今回の職場体験が、いかに大きな影響を生徒に与えたのかが伝わってきました。

        今週になって、生徒は事業所の方々へお礼の手紙を書きました。
        お世話になった方々に、生徒の感謝の思いが伝わることを願っています。
        学校だけが「学ぶ」場ではありません。
        職場体験という特別なときだけが「学ぶ」ときでもありません。
        「学ぶ」場やときは、至る所にあるはずです。

        今回の職場体験の経験を生かして、
        日常の活動から、周囲の人から、いつでもどこでも誰からでも、
        どん欲に学ぼうとする姿勢を、これからも持ち続けていってほしいと願っています。(文責:教頭)
      • 職場体験(1)

        2024年11月25日
          先週の21日(木)、22日(金)の2日間にわたって、
          2年生が職場体験を行いました。

          ご協力いただいた36の事業所の方々には、たいへんにお世話になりました。
          ありがとうございました。

          すべての活動の様子を載せることはできませんが、
          体験の一場面を写真に撮りましたので、今日と明日の2回にわたってお伝えします。

           
          ご協力いただいた事業所の方々には、生徒のために貴重なお時間を割いていただき、
          あらためて感謝申し上げます。
          未来を託す子どもに、社会全体の大人が関わっていこうという熱い思いを感じました。

          生徒たちにとって、学校とは違う場所で、地域の大人の方と接した経験は、
          得難い学びになったことと思います。

          生徒には、このときだけの経験に終わらせることなく、
          自分の進路を考え、未来を見据えた努力を開始するよう、励ましてまいります。(文責:教頭)
        • 昨日、1年生が「心の教育講座」を行いました。
          これは、しらい助産院様に講師をお願いし、
          各学年の発達段階に合わせた内容で、講演していただいているものです。
          今回は「すてきなパパママレッスン」と題して行われ、希望する保護者の方も参観しました。

          風船をお腹に入れて、寝転んだり靴下を履いたり和式トイレに入ったつもりになったりして、
          妊婦さんの模擬体験をしました。

          寝転ぶと寝返りをうつのも難しく、これに約5kgの重さが加わると考えるといっそう大変なこと、
          立ったままで靴下を履こうとしても、なかなか履けないこと、さらに靴がお腹で見えないこと、など
          講師の方のインタビューに対して、生徒は感じたことを答えていました。
          だれもが、必ずお母さんから生まれてきました。
          どのお母さんも、大変な思いをして子どもを産んでくれました。
          もしもお母さんがこの世にいなかったら、地球上にはだれも存在していません。
          これは、絶対に忘れてはいけない事実です。

          講師の先生からの次の言葉が胸に迫りました。
          「皆さんは、生まれることが普通と思っているかもしれないけど、生を受けることはものすごい確率です。
           そして、苦労が多いにもかかわらず、
           あなたが生まれてくることを望む人がいたから、今、あなたがここにいるのです。
           だから、あなたが生きているそのこと自体が、百点満点です。」

          家族への思いを新たにする講演となりました。(文責:教頭)
        • 昨日は冷たい雨が降り、冬の到来を思わせる気候でした。
          今日は昨日とうって変わり、穏やかな陽射しが差し込む、暖かな一日となりました。
          各授業において、先週実施したテストを返却しました。
          教員から答案用紙が手渡されると、生徒からは歓声や悲鳴があがりました。

          その後、出題された問題の内容を振り返り、
          間違えた原因を探ったり、大切な学習内容を確認したりしました。
          テストが返されると、どうしても自分は何点だったのかが気になりますし、
          その点数は、ほかの人と比べて、良かったのか悪かったのかも気になるところです。

          でも、テストを行う目的は、現在の自分の学力をつかむことです。

          比べることが先になると、人に対して優越感をもったり、逆に劣等感をもったりするだけで、
          自分自身の学習のあり方について考えなくなってしまうことが、往々にしてあります。

          だからこそ生徒たちよ。
          人と比べるのではなく、過去の自分と比べよう。
          学習時間は増えたのか。
          学習への取り組み方は向上したのか。
          常に、自分自身を振り返る目を持とう。

          それが、君たちの成長へとつながるはずです。(文責:教頭)
        • 職業講話

          2024年11月20日
            先週の金曜日、2年生は職業講話を行いました。
            これは、今週に予定されている職場体験に先立って、心構えなどを学ぶために開催したものです。
            当日は、株式会社たこまん様にご協力いただき、お二人の方が講師として来校されました。

            その中で、ゲームをする場面がありました。
            「学校」という言葉から連想するもの(机、黒板など)を一人ひとりが書き上げ、
            グループ全員が一致して連想したものの数を競いました。
            すると、自分が連想したものが、必ずしも相手も連想しているとは限らないことが分かりました。

            そこから、一つの言葉にしても、相手と自分が同じイメージをしているとは限らないこと、
            だからこそ、相手のことにまで思いやる気持ちが必要なことを確認しました。
            そして、そこまで相手を思いやったり想像したりする力が「マナー」であることを学びました。
            明日から2年生は、二日間にわたって職場体験に出かけます。
            職業講話で学んだことを生かしながら、積極的に学んできてほしいと思います。

            教科の学習はもちろん大切ですが、生活や社会と関連しない学問では、本当の役には立ちません。
            地域へ出かけていき、多くの大人と交流を持ちながら、人のために働くことが、
            学校で学んでいることを本当に生かすことになるはずです。

            10年も経てば、生徒たちは全員が社会に出ていることでしょう。
            その意味においても、
            今回の職場体験が、生徒たちにとって得難い貴重な経験となることを願わずにはいられません。

            生徒たちよ。
            未来へ飛び立つために、今をしっかりと学んでほしい。
            体も心もしっかりと鍛え、未来に羽ばたいてほしい。
            そう切に願います。(文責:教頭)
          • 先週の金曜日、1年生はよりよい朝食について考えました。
            栄養教諭が栄養についての指導をしたあと、グループごとに話し合いを行いました。
            テーマは、架空の朝食メニューに、「あと何を付け加えたら、理想的なメニューになるか」です。

            「野菜たっぷりラーメン」や「ボールいっぱい野菜サラダ」など、
            夢のある(?)アイディアメニューが出され、大いに盛り上がったグループもありました。
            食べることは、丈夫な体を作る基本になります。
            食べたいものだけを食べるのではなく、栄養のことも考えたメニューにしたいですね。

            もちろん、朝食は一日の良いスタートには欠かせません。
            時間がなくて朝ごはんを抜くことがないよう、早寝早起きも大切です。

            生徒は、未来を生きる大切な体です。
            毎日を健康的に、生き生きと生活していきたいですね。(文責:教頭)
          • 学校運営協議会

            2024年11月18日
              見上げると、色鮮やかな青空が広がっています。
              天空を吹く風は、いつしか冷たい風に変わっています。
              季節が、またひとつ変わろうとしていることを感じます。
              今日は学校運営協議会が行われました。

              会に先立って、委員の方々が授業を参観しました。
              普段の授業や生徒の活動の様子を見ていただきました。
              学校運営協議会では、生徒の実態をふまえて、どのような支援ができるかについて熟議しました。
              他にも、部活動の地域移行や来年度の教育活動についても話題になりました。

              地域の方々と一緒に、生徒の教育について考えていくことは、教員にとって心強い限りです。

              生徒を育てることは、地域や未来を創っていくことにつながります。
              何よりも、生徒自身の幸せのために、
              これからも保護者や地域の方々と、手を携えて行けたらと考えています。(文責:教頭)