職業講話

2024年11月20日
    先週の金曜日、2年生は職業講話を行いました。
    これは、今週に予定されている職場体験に先立って、心構えなどを学ぶために開催したものです。
    当日は、株式会社たこまん様にご協力いただき、お二人の方が講師として来校されました。

    その中で、ゲームをする場面がありました。
    「学校」という言葉から連想するもの(机、黒板など)を一人ひとりが書き上げ、
    グループ全員が一致して連想したものの数を競いました。
    すると、自分が連想したものが、必ずしも相手も連想しているとは限らないことが分かりました。

    そこから、一つの言葉にしても、相手と自分が同じイメージをしているとは限らないこと、
    だからこそ、相手のことにまで思いやる気持ちが必要なことを確認しました。
    そして、そこまで相手を思いやったり想像したりする力が「マナー」であることを学びました。
    明日から2年生は、二日間にわたって職場体験に出かけます。
    職業講話で学んだことを生かしながら、積極的に学んできてほしいと思います。

    教科の学習はもちろん大切ですが、生活や社会と関連しない学問では、本当の役には立ちません。
    地域へ出かけていき、多くの大人と交流を持ちながら、人のために働くことが、
    学校で学んでいることを本当に生かすことになるはずです。

    10年も経てば、生徒たちは全員が社会に出ていることでしょう。
    その意味においても、
    今回の職場体験が、生徒たちにとって得難い貴重な経験となることを願わずにはいられません。

    生徒たちよ。
    未来へ飛び立つために、今をしっかりと学んでほしい。
    体も心もしっかりと鍛え、未来に羽ばたいてほしい。
    そう切に願います。(文責:教頭)