2024年7月

  • 6月29日(土)30日(日)、男子バレーボールの浜松地区大会(リーグ予選)が行われました。

    男子バレーボール部は、新チームからずっと活躍を期待されていたのですが、
    なかなか結果に表れない、もどかしさがありました。
    それだけに、この夏の大会にかける思いと周囲の期待には、大きなものがありました。

    29日(土)は北星中と対戦し、セット数2-0で快勝しました。
    30日(日)はその勢いのまま、第1試合の曳馬中戦に臨みました。
    会場の三ケ日中には、早朝から多数の保護者が応援に駆け付けました。
    試合は、前日の勢いをそのまま持ち込んだ舞阪中のペースで進みました。
    スパイクが決まるたびに、控えの選手や1年生、保護者も含めた大応援団の、熱い歓声が響きました。

    選手たちは、プレーごとに声を掛け合い、得点を決めると歓喜を爆発させるように喜びました。
    着実に得点を重ね、セット数2-0で勝利しました。

    次の試合の篠原中戦も2-0で勝利を収め、予選リーグ1位で、決勝トーナメントへの進出を決めました。
    公式戦を通して、チームも個人も大きく成長していることを感じます。
    では、その成長の因はどこにあったのかというと、
    新チームが始まってからの、着実な努力があったからこそだと思います。
    生徒たちは、努力の継続こそが力となることを、肌で感じているのではないでしょうか。

    明日から始まる決勝トーナメントは、どのチームも、リーグ戦を勝ち抜いた強豪ばかりです。
    ここからは一発勝負の、厳しい戦いが始まります。

    生徒たちよ。弱気にならず、さりとて慢心もせず、
    自分たちの積み上げてきたものすべてを出し切ることに集中してほしいと願います。

    どこまでいけるのか、誰にも分からない勝負事だからこそ、
    1戦に、1セットに、そして1プレーに全力を傾け、
    がんばれ!
    男子バレーボール部! (文責:教頭)
  • 6月29日(土)30日(日)の2日間にわたり、男子バスケットボールの浜松地区大会が行われました。
    舞阪中は、東部中会場で行われた予選リーグに挑みました。

    初日は、最後の大会という独特のムードと緊張感のため、思うような試合運びができなかったようです。
    今までに一度も負けることのなかった東部中に68-71で惜敗し、
    次の西高中戦では61-60で勝利を収めたものの、得失点差の関係で、
    決勝トーナメント進出の可能性が、早くも無くなってしまうという状況になりました。

    次への目標がなくなり、モチベーションを保つには難しい状況の中、大会2日目を迎えました。
    開成中との試合は、前日とは見違えるほど、選手たちの動きは躍動していました。
    1人がボールを持つと、周りの選手が一斉に動き、全員で攻撃ができていました。
    シュートは決まるまで何度も放ち、着実に加点していきました。

    後半は控えの選手も次々と出場し、気がつけば全員がコートに立つことができました。
    控えの選手の活躍に、ベンチからも盛んに声援が飛び、チーム一丸となっての試合となりました。
    結果は79-37で勝利をつかみました。

    次の浜松学院中戦では、45-90と力の差を見せつけられての敗戦となりましたが、
    第1ピリオドでは21-16、第3ピリオドでは23-18でリードするなど、強豪相手に意地を見せました。
    バスケットボールの試合においても人生においても、思いどおりにいかないことは当然あります。
    大切なことは、そこであきらめて投げやりになってしまうのか、
    それとも、踏ん張って次の機会を期すことができるのか、どちらなのかということです。

    バスケットボール部の生徒たちは、初日の結果で投げやりになることなく踏ん張ることができたからこそ、
    2日目に全員で喜びを分かち合えることができたのだと思います。

    生徒たちよ。弱気やあきらめといった自分の気持ちに負けない限り、次のチャンスは必ずやって来ます。
    だからこそ、粘り強くあれ。自分に負けない強さを持て。
    夏の大会を通して学んだことを、いつまでも忘れないでいてほしいと、切に願います。(文責:教頭)
  • 6月29日(土)、女子バレーボール浜松地区大会のリーグ予選が行われました。
    会場の湖東中学校には、早朝から選手やその保護者が続々と集まりました。

    だれしも公式戦は緊張するものです。
    まして、最後の夏の大会となれば、なおさらです。
    生徒たちは、緊張気味の表情で練習に取り組んでいました。
    試合が始まりました。

    相手の丸塚中は、豪快なスパイクだけでなく、守りの位置を見て巧みにコースに打ち分けたり、
    フェイントをしたりと多彩な攻撃を使い分け、舞阪中は防戦一方の展開となりました。

    舞阪中も強烈なスパイクに飛びついて対応するのですが、
    チャンスボールの時に譲り合って落としてしまう場面などもあり、
    なかなか調子が出ないままに試合は進みました。
    結局、セット数0-2で敗れました。

    2試合目の浜松南部中戦では、1セット目こそ競った試合展開となりましたが、
    力及ばず、これも0-2で敗れ、予選敗退となりました。

     
    勝負なので、どちらかが勝てば、どちらかは負けます。
    日本一にならない限り、日本中のチームのほとんどは、必ず負けます。

    だから、勝ち負けの結果だけを見るのではなく、日々の部活動を通して、何が身についたかが大切です。
    自主性、積極性、計画性、献身性、協力性などといったものから、
    あいさつができる、整頓ができるといった小さなことまで、内容はなんでも構わない。
    とにかく、自己を成長させることができたのなら、それが自分への勝利です。

    そういう意味においては、たとえ3年生は引退をしたとして、部活動の真価が問われるのはこれからです。

    だから、
    がんばれ!女子バレーボール部!と呼びかけたい。
    今後の生徒たちの成長を応援していきたいと思います。(文責:教頭)
  • 6月29日(土)、30日(日)にわたって、女子バスケットボールの浜松地区大会が行われました。
    舞阪中は、聖隷クリストファー中と合同チームをつくり、予選リーグに挑みました。

    どちらの中学校も、1校では部員数が少ないため、実戦形式での練習は圧倒的に不足していました。
    合同練習を行う機会も限られているため、選手同士の連携も大きな課題でした。

    迎えた当日、それでも選手たちは懸命にコートを駆け回りました。
    たとえ一度はシュートを外しても、決めるまでは、何度でもシュートを放っていました。
    予選リーグの結果は以下の通りでした。

    舞阪・聖隷クリストファー中 25-77 浜北北部中
    舞阪・聖隷クリストファー中 39-37 細江中
    舞阪・聖隷クリストファー中 39-68 江西中
    舞阪・聖隷クリストファー中 44-57 開成中

    試合を重ねるほどに、得点も多くなっていきました。
    次第にチームワークが良くなっていった表れだと思います。
    何よりも、1勝することができたこと、これが大きな大きなことでした。
    残念ながら、夏の大会は終わりましたが、
    ここまで練習をし続けたこと自体が、意味のあることであり、素晴らしいことです。

    だれかのせいにしない。
    何かのせいにしない。
    自分ができることをやり通す。

    この心の強さは、きっと生徒たちのこれからの人生を、明るく照らしてくれると信じます。

    引退する3年生も、まだ活動を継続する下級生も、
    どちらもがんばれ!
    がんばれ!女子バスケットボール部! (文責:教頭)
     
  • 6月29日(土)は、前日までの雨も上がり、抜けるような青空が広がりました。
    グラウンドコンディション不良のため、1時間遅れで浜松地区野球大会が始まりました。

    舞阪・雄踏中連合チームは、2回戦の第2試合に登場しました。
    選手たちからは、緊張の中にも、いよいよ戦いを迎えるという引きしまったよい表情が見て取れました。

    この夏を迎えるまでに、選手たちは少ない人数というハンデに負けず、基本練習に徹してきました。
    積み上げてきたものをすべて出し切るよう、いざ、プレーボールです。
    相手の庄内中打線もよくバットが振れていて、鋭い打球が外野を襲いました。
    やはり、”最後の夏”へ掛ける思いがあり、よく努力をしてきたことが伝わってきました。
    試合は2回に3点を先制される、苦しい展開となりました。

    最後の大会に掛ける思いは、舞阪中の生徒たちも同じです。
    努力の成果は、外野を超すタイムリー長打となって表れました。
    終盤に逆転し、逆転され、手に汗握る白熱の試合となりました。

    1点差に迫った最終回の攻撃、ツーアウト2・3塁で、センターへ痛烈なライナーが飛びました。
    2・3塁のランナーはスタートを切っているので、抜ければ逆転サヨナラか、と思われたのですが、
    相手選手のファインプレーに阻まれました。

    最後の最後の最後まで、どちらが勝つかまったく分からない展開でしたが、
    7-8の1点差でゲームセットとなりました。
    惜しくも負けはしましたが、お互いに持てる力をすべて出し合った好ゲームでした。
    生徒たちよ。よくぞここまで努力したと讃えたいと思います。
    その成果が、すべて発揮された最高の試合でした。

    胸を張れ。自分の成長を信じて努力を続けてきたことに自信を持て。
    そしてその自信を、どうか、これからの人生に生かしていってほしいと切に願っています。

    残念ながら、舞阪中野球部の歴史はこれで終わりますが、
    生徒たちの人生は、これからもずっと続きます。
    がんばれ!生徒たちよ!  (文責:教頭)