熱く燃えた!夏季大会(7)

2024年7月9日
    先々週の6月30日(日)、男子卓球の浜松地区大会(団体戦)が、湖西アメニティで行われました。
    舞阪中は予選リーグを1位で通過し、決勝トーナメントへ挑みました。

    1回戦は浜名中に3-0で、2回戦も与進中に3-0でそれぞれ勝ち、
    準決勝へと駒を進めました。
    準決勝の浜松南部中戦では、互いの意地と意地がぶつかる白熱した試合となり、
    2-2の同点で、ダブルスの結果を待つだけとなりました。

    応援する選手も応援席の保護者も、祈るような思いで戦況を見つめていましたが、
    この緊張する場面で、選手たちは苦しみながらも勝利を手にしました。

    迎えた決勝は、強豪の浜松修学舎中との対戦でした。
    ここ数年、何度も決勝で立ちはだかってきた難敵であり、どうしても超えたい相手でした。

    今回は、どの選手も決して気持ちで負けてはいませんでした。
    修学舎中から2セットを取る選手が続出し、確実に相手を追い詰める展開となりました。
    最後は1-3で敗れはしましたが、堂々の準優勝となりました。
    縦274㎝、横152㎝という小さな卓球台の上で、たった40㎜のボールを、
    ある時はコースいっぱいに、ある時は目にもとまらぬ力強いスマッシュを、互いに打ちあうスポーツです。
    瞬時の判断と反応、そして集中力が要求されます。

    また、たとえ思い通りのプレーができずに失点したとしても、試合はただちに再開されます。
    自分で気持ちを切り替えると同時に、
    自分のプレーの良くなかったところをすぐに修正しなければなりません。
    なんと過酷なスポーツかと、観戦していて、しみじみと思いました。

    次の大会へ向け、生徒たちは今日も練習をしています。
    日々の弛まざる努力が、大会において一つでも多く納得できるプレーを生む源泉とするなら、
    地道な日々の練習こそが、自らを大きく成長させる”実践”となります。

    生徒たちよ。練習こそ”実践”ととらえ、大会は自分を高める”練習”と思って伸び伸びと挑み、
    さらにさらに大きくなっていってほしいと切に願います。
    がんばれ!生徒たちよ! (文責:教頭)