熱く燃えた!夏季大会(1)

2024年7月1日
    6月29日(土)は、前日までの雨も上がり、抜けるような青空が広がりました。
    グラウンドコンディション不良のため、1時間遅れで浜松地区野球大会が始まりました。

    舞阪・雄踏中連合チームは、2回戦の第2試合に登場しました。
    選手たちからは、緊張の中にも、いよいよ戦いを迎えるという引きしまったよい表情が見て取れました。

    この夏を迎えるまでに、選手たちは少ない人数というハンデに負けず、基本練習に徹してきました。
    積み上げてきたものをすべて出し切るよう、いざ、プレーボールです。
    相手の庄内中打線もよくバットが振れていて、鋭い打球が外野を襲いました。
    やはり、”最後の夏”へ掛ける思いがあり、よく努力をしてきたことが伝わってきました。
    試合は2回に3点を先制される、苦しい展開となりました。

    最後の大会に掛ける思いは、舞阪中の生徒たちも同じです。
    努力の成果は、外野を超すタイムリー長打となって表れました。
    終盤に逆転し、逆転され、手に汗握る白熱の試合となりました。

    1点差に迫った最終回の攻撃、ツーアウト2・3塁で、センターへ痛烈なライナーが飛びました。
    2・3塁のランナーはスタートを切っているので、抜ければ逆転サヨナラか、と思われたのですが、
    相手選手のファインプレーに阻まれました。

    最後の最後の最後まで、どちらが勝つかまったく分からない展開でしたが、
    7-8の1点差でゲームセットとなりました。
    惜しくも負けはしましたが、お互いに持てる力をすべて出し合った好ゲームでした。
    生徒たちよ。よくぞここまで努力したと讃えたいと思います。
    その成果が、すべて発揮された最高の試合でした。

    胸を張れ。自分の成長を信じて努力を続けてきたことに自信を持て。
    そしてその自信を、どうか、これからの人生に生かしていってほしいと切に願っています。

    残念ながら、舞阪中野球部の歴史はこれで終わりますが、
    生徒たちの人生は、これからもずっと続きます。
    がんばれ!生徒たちよ!  (文責:教頭)