「舞中防災の日」

2023年7月5日
    暑い日差しが照り付ける月曜日、「舞中防災の日」として4時間にわたって体験学習を行いました。
    多くの関係機関の方々にご協力をいただき、実現できました。

    3年生は起震車に乗り込み、東日本大震災や阪神淡路大震災のときの揺れを体験しました。
    震度7の強烈な揺れの時には、手すりにつかまっても立っていることができず、
    悲鳴を上げながら、ただ揺れが収まるのを待つしかありませんでした。

    頭を守ること、無理に立とうとしないこと、などの職員の方のお話に、
    生徒は深くうなずきながら聞いていました。


     
    2年生は屋内消火栓の使用方法について学び、実際に放水をしました。
    水量の激しさに驚きながら、全員がホースを持ちました。

    また、初期消火訓練として、水の入った消火器を手に持ち、
    逃げ道を確保しながら火元に近づいて、下の方から掛けることを学びました。
    1年生は新聞紙でスリッパや皿などの防災グッズを作ったり、
    グループで意見を出し合って防災バッグの中身を考えたりしました。

    その後、スモーク体験として、煙が充満している部屋の中に入るとどうなるかを学びました。
    生徒は緊張した表情で、姿勢を低くして教室へ入っていきました。
    出てきたときの安堵した表情が印象的でした。
    他にも、消防車を見学したり、火災時の対処についての講話を聞いたりと、盛りだくさんの内容でした。
    生徒は一つ一つの学習に驚きや歓声の声を上げながら、大切なことを学びました。