新年最初の理科室まえみゅーじあむの展示は、昨年末にお約束した通り、
キリシマミドリシジミの仲間の雌の斑紋を比べてみようと思います。
ミドリシジミ類は、全部で13種類あるのですが、
それぞれの種の雌の固体には4つのパターンがあります。
斑紋の変化がないO型、橙色の紋が出るA型、青もしくは紫色の紋が出るB型、
そしてAとBの両方が同時に出るAB型の4つです。
遺伝子解析が、今はどんな世界でも大活躍ですが、
虫の世界でもご多分に漏れず、遺伝子解析ばやりです。
でも、これは生物の過去を探る手段であって、
予測するのはメンデルの法則と確率統計の世界で切り開く
興味をそそる世界でもあります。
今週の理科室まえみゅーじあむを、
よろしかったらのぞいてみてください!