4年生は1学期を通して、「福祉」「ユニバーサルデザイン」についての学びを深めてきました。そして1学期後半には、「言葉が通じない外国の人」と関わることもできました。「もし災害がおこったらどうする?」をテーマに、避難の仕方や危険な場所を絵や体を使って一生懸命に説明する子供たちの姿が見られました。「相手の思いに寄り添う」姿が印象的でした。
また、パリパラリンピックにも出場する小田凱人選手の競技用車いすを製作している橋本エンジニアリングの方を講師としてお招きし、車いす体験も行いました。初めて乗る車いすに慣れない姿が見られましたが、想像以上に軽い車いすに驚きの声がたくさん上がりました。私たちが普段、目にする車いすとは少し違うものでしたが、車いすに対するイメージを変えられるステキな機会になりました。
1学期は多くの「ひと・もの・こと」に触れることができました。子供のたちの中にも「知らなかった」ことがたくさんあったはずです。2学期には、個人でテーマを決めて探究する姿を楽しみにしています。「知ったからこそできることがある」はずです。この夏休みを通じて、何について調べたいか、どのようなことを学びたいか思いを膨らませることを願います。