いろいろな人をお招きしてお話をうかがったり体験活動をしたり、
あるいは、校外に出かけて本物にふれたりして、
4年生は、ユニバーサルデザインの学習を進めています。
今日は、レストラン「食楽工房」のオーナーシェフ古橋義徳さんと、
奥様のたず子さんをお招きしました。
古橋さんは、20代の頃からボランティアで年に数回、
お年寄りの方や身体の不自由な方が暮らす施設で料理を作っていました。
そして、「どんな方にも食事を楽しんでもらえるレストランをつくりたい。」と、
お店をオープンさせました。
かむ力が強い・弱い、飲み込む力が強い・弱い・・・
お客さんの状態に合わせて料理の方法を変えていきます。
その一つを子どもたちに味わってほしいと、スープを用意してきてくれました。
ドキドキしながら待つ子どもたち。
スープには、タマネギ、キャベツ、セロリ、アサリ、青のり。
おいしそうなにおいに誘われ・・・。
「どうぞ。」と、古橋さん。
「待ってました!」と、子どもたち。
「野菜が小さく刻んであるよ。」
「口の中で、すぐにとけちゃった。たっぷり煮込んであるからだね。」
「これなら、かむ力が弱くても大丈夫だね。簡単に飲み込めるしね。」
「青のりもアサリも、浜名湖でとれたものかな?」
「うちは、地元の食材を大切にしています。
野菜は、地元の農家さんから仕入れるものがほとんどですよ。」
と、たず子さん。
「今度、古橋さんのお店に行ってみたいな。」
「ひいおじいちゃんやひいおばあちゃんを連れていってあげたいな。」
・・・授業の後、こんな声が聞こえてきました。
古橋さんご夫妻、
今日は貴重なお話とおいしいスープをありがとうございました!