昨日のこと。
浜松市精神健康福祉センターの香川さんが来校し、
4年生の子どもたちに「ストレスマネジメント教室」を開いてくれました。
「体が病気になることもあるけど、心が病気になることもあるんだよ。
精神保健福祉センターは、心が病気の人を元気になるようにサポートするところ。」
と、香川さん。
まず、カードの並べ替えゲーム。
「ストレス、ストレッサー、コーピングの3つの言葉が、今日のキーワードです。」
続いて、スライドを見ながら、「ぞうのアリス」というお話を聞きました。
お話の中のストレス場面で、どんな対処をするとよいか考えました。
「ストレスを感じると、体にサインが出ます。
心臓がはやくなってドキドキしたり、筋肉が緊張して固くなってカチンコチンになったり、
体温が上がってカッカカッカしたり、汗が出て手のひらがベタベタしたり・・・。」
「そのストレスの原因となることをストレッサーと言います。
例えば、部屋が暑い・寒いとか、音がうるさいとか、
誰かに怒られたりとか友達とけんかしたりとか・・・。」
「そして、ストレスを何とかしようと思ってすることを、コーピングと言います。
コーピングには、いいコーピングと悪いコーピングがあります。」
「悪いコーピングは、きれる、たたく、ける、嫌なことを言う、何もしなくなる・・・。
では、いいコーピングは?」
みんなで話し合いました。
最後に、ストレスを解消するための一つとして、
腹式呼吸などリラックスする方法を教わりました。
「私はたまに、とても強いストレスを感じることがあります。
それで、むかついてイライラします。
これからそんなときは、よいコーピングをしてストレスを解消したいです。」
~学習後の子どもの感想文から一部抜粋~
子どもたちが、本教室の資料を持ち帰りました。
ご家庭でも、ストレスの解消方法、いいコーピングについて
話題にしていただけると幸いです。