2025年12月

  • 体育館に響く今年度初のピアノ伴奏と校歌。
    文化発表会以来の旋律が、2学期の終わりを告げる。
    通知表の軌跡を糧に、誰もが春への助走を始める。
    健康を祈り、新しい光射す新年でまた会おう。

    "最適化するあなたに意味があるのではない。あなたの固有性のほうがずっと意味がある。
      だから、報われなくていいのだ。時間がかかってもいいのだ"
     …三宅香帆『考察する若者たち』
  • 今年最後の授業が幕を閉じる。
    1年生は集会で振り返り、他学年も各教室で最後を飾る。
    給食無しの下校。明日の終業式を越えれば冬休み。
    「それでもやる」、その覚悟が、君を強くする。

    "あなた歌舞伎が憎くて仕方ないんでしょう、
     でもそれでいいの、それでもやるの"
     …映画『国宝』
  • 「主人公は誰か」という問いに向き合う国語。
    スライドを使い、自分の根拠を仲間へ伝える。
    セリヌンティウスや王、視点が変われば物語も変わる。
    対話を通じて、作品の新たな真実にたどり着く。
    ※先生たちも授業づくりの勉強をしています。
  • 最後の給食、そして三者面談も昨日が最終日。
    未来を共に考え支えてくれた保護者の皆様に心から感謝を。
    来年の目標へ、周囲に流されず時間をどう使うか。
    やる気を失わない才能は、今の時間にこだわる力から生まれる。

    "成功とは、失敗を重ねても、やる気を失わないでいられる才能である"
     …ウィンストン・チャーチル
     

    3年生

    2年生

    1年生
  • 通ってきた道が正解

    2025年12月16日

      教科授業があと2日、給食は明日が最後。

      終業式まで、ひとつひとつの学びを胸に刻む。

      これまで選んだ全ての道が、君を成長させた証。
      迷いは自信に変わる。君の12か月が、ひとつの正解だ。

       

      "その人の過去に失敗も間違った選択肢も無いんだから。

       通ってきた道がたったひとつの正解なの"
       …ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』
       

    • 今週で2学期も終わり、給食は水曜日まで。
      みんな心や立場が変わり、特に1年生は学校が変わった。
      1年前の君と、今の君は同じ人物だろうか。
      絶えず変わり続けることで、私たちは前に進む。

      "全部の部品が置き換えられたとき、その船が同じものと言えるのか"
       …テセウスの船
    • なぜ二者ではなく三者で、未来を語り合うのか。
      自分以上に、自分を大切に想う存在に気づく。
      たくさんの期待や不安、その「持ち方」を共に探す。
      愛ある視点の中で、進むべき道を整える真剣な時間。

      "人が抱えられる量は決まっているから、どれかを持てばどれかを手放さないといけない。
       それができないなら、持ち方を変えるかですかね"
       …ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』
    • 爪や髪に気を配り、命の重みを考えた日。
      生まれてわずかな温かい命をそっと抱き上げる。
      次に抱くのはいつだろう、未来を想像する静けさ。
      自分が大切であることは、周りの愛情の証しだ。

      "時の流れに生まれたものなら ひとり残らず幸せになれるはず"
       …Aquamarine『COSMOS』
       
    • 今日から学習発表展示、教科作品の細部を鑑賞。
      作品の裏にある努力や、制作過程を想像してみる。
      三者面談も始まり、1年を振り返り未来を語る。
      過去の学びを力に変え、未来を育む今。


      "過去が咲いている今 未来の蕾で一杯の今"
       …河井寛次郎(陶芸家)

    • 尊い命の「つながり」を深く考える時間。
      脳死と臓器提供、重いテーマに向き合い議論する。
      両親の気持ちと自分の決断、真剣に考えた証し。
      今あるいのちのぬくもりを大切に行動しよう。

      "生きているということ いま生きているということ
       あなたの手のぬくみ いのちということ"
       …谷川俊太郎
       
      ※先生たちも授業づくりの勉強をしています。