3月最初の日曜日です。気温上昇のここ数日ですが、どうやらお天気は下り坂のようで…。
さて、今回のブログでは、2月26日(水)に
2・4・6年生を対象に行った起震車体験の様子を紹介します。これまでの避難訓練とは異なる防災体験に、子供たちの心中も揺れていた(興奮、緊張、恐怖など)ように見えましたが…
(↓) まずは、体育館内で署員さんの説明を聞きます。そして、外に出た後には…
多くの子にとっては、初めての起震車体験です。「友達と一緒に」「造られた部屋に入り」「安全バーにつかまって」「数十秒間の揺れに耐える」という流れは、ある種「遊園地のアトラクション」のように感じた人もあったことでしょう。実際体験中には、本人からも、順番を待つ人たちからも、楽しげな声がたくさん飛んでいました。それは学年問わず…。
すごく正直な反応だと思いますが、それだけで終わっては意味がありません。
だからこそ、
「これが日常生活中に、いきなり起こったとしたら…」という視点でのふり返りには価値がありました。子供たちからは「ヘルメットをかぶっていない時にあれだけ揺れたら、どうやって頭を守るのか。本当に怖い」「机になんてつかまっていられない」「窓側には手すりがあるけれど、窓が割れてきたら逆に危ない」などの意見が出ます。
無数の場面が想定されるだけに、避難に絶対の正解はありません(唯一「命を守り切った」時だけが正解と言えるのでしょうか)。数日後に3.11を控える今、改めて意識を高く持ちたいものです。
それでは子供たち。新たな週も元気に学校へ来よう

(文責;校長)