1学期終業式を行いました。

2024年7月22日
     週明け月曜日は、二十四節気の一つ「大暑」です。その名のとおり…というか、古の人たちの想定を確実に上回るであろう暑さとなっておりますcool

     そんな本日。伊佐見小学校は「1学期終業式」を迎えることができました。今回は全校を体育館に集めることはせず、教室とランチルームをつないでの、オンライン開催です。
     まずは、代表児童の言葉から…
    (↓) 1年生代表
     
     ぼくが、1がっきがんばったことは、3つあります。
     ひとつめは、あたらしくであったともだちとなかよくなることです。はじめは、しょうがっこうでともだちができるかふあんでした。しかし、じぶんからゆうきをだして「ともだちになろう。」とこえをかけると「いいよ。」といってくれました。いまでは、たくさんともだちができて、がっこうがもっとたのしくなりました。
     ふたつめは、どくしょです。ほんをよむことがたのしくて、やすみじかんにともだちとたくさんのほんをよみました。ひつどくとしょのカードにもいっしょうけんめいとりくみ、どくはしょうは、1ねんせいでいちばんはやくたっせいすることができました。
     みっつめは、じかんをまもることです。やすみじかんにほうそうがなるまえからとけいをみてきょうしつにもどるようにしました。そして、つぎのじゅぎょうをおちついてはじめることができました。
    2がっきは、たのしみなぎょうじもあるので、できないことやにがてなことにもチャレンジしていきたいです。

    (↓) 3年生代表
     新しいクラス、1、2年のときより1かい上がった教室、新しい友だち、新しく始まる教科、色々なことにワクワクした4月を、今でもよくおぼえています。3か月は、あっという間でした。その中でも特に、がんばったことを2つ、発表します。
     1つ目は、学級委員です。3年生からは、学級委員といって、クラスの代表として、代表委員会に出たり、クラスの話し合いで意見をまとめたりするやくわりがあると、3年生になって知りました。はじめてのことはドキドキもするけれど、やっていたいという気持ちになりました。代表委員会では、ほかの学年の人の前で、自分の考えをどうどうと言っている高学年の人たちを見て、かっこいいと思いました。ぼくも、ゆうきを出して、考えをつたえることができました。少しだけ、自分にじしんがもてるようになったので、学級委員になってよかったです。
     2つ目は、体育の水泳です。3年生になって、大きなプールを使うことになりました。はじめは、足がつくのか、泳ぐことができるのか、こわい気持ちがありました。先生の話を聞いたり、友だちにアドバイスをしてもらったりして、バタ足が前より上手にできるようになりました。ビート板を使って、25メートル泳ぐことができたときは、とてもうれしかったです。
     1学期にがんばったことをじしんにして、2学期もがんばります。

    (↓) 5年生代表
     私が1学期にがんばったことは、3つあります。
     1つ目は、委員会活動です。仕事はあいさつ運動と、運動場の旗の管理です。最初は、初めての委員会活動だったのでとてもきんちょうしていましたが、たくさんの仲間と活動していくとともに、だんだん慣れていきました。
     2つ目は、林間学校です。私は実行委員で、つどいの時に言葉を言いました。本番までにたくさん練習して、本番では、しっかりと自分の言葉を言うことができました。みんなとのきずなを深め、最高の思い出を作ることができました。
     3つ目は、音楽の練習です。音楽では、音の重なりや響きを意識しながらえんそうできるように、どの楽器でえんそうしたらきれいな音色になるかなどを考えて、えんそうする順番を決めました。本番では、友達とすてきな音色を響かせることができました。
     2学期は、光のシンフォニーや運動会など、たくさんの行事があるので、精いっぱいがんばりたいです。


    ―― 3人の発表後には、同級生からの大きな拍手がありましたwink
    (↓) 校長式辞
    「1学期の成果を今後に」
     2年生から6年生にとっては4月4日の始業式、1年生にとっては4月5日の入学式から始まった令和6年度の1学期が区切りを迎えます。私は、入学式で「学校生活の中に大好きなものをつくろう」というお話を、そして始業式では、「学校教育目標である『こころざしをもち 高め合う』を意識し、これを頑張ろうというものをぜひ見つけよう」というお話をしました。先ほど、3名の代表者が自分自身の生活をふり返り、1学期に頑張ったことを発表してくれましたが、初めての経験する学習や行事、友達との関わりに対して、戸惑いながらも前向きに取り組んでいたことがよくわかり、とても嬉しく感じました。
     仲間の発表を聞いていた皆さんは、73日間の1学期をふり返った今、大好きなもの、これを頑張るぞ…というものは見つかっていますか。「見つかったよ!」という人は、ぜひそれを大切にしてください。思いっきり楽しんだり挑戦したりしてください。まだ、そういったものが見えていないという人は、この夏休み、そして2学期以降に様々な活動に取り組んでみてください。やってみないと感じられないことって、たくさんありますから。

     さて、終業式に先立ち、水泳部の人たちに、7月17日に行われた部会水泳記録会の記録証を渡しました。記録に対する喜びや悔しさはそれぞれが感じていると思いますが、私は、部員全員が本当によく頑張って部活動に取り組んだととらえています。
     この水泳部ですが、5月の終わりに、部活動を始めるためのミーティングが持たれました。その場で、担当の明日香先生は、活動内容の説明とともに、「どんな意識で部活動に取り組んでほしいか」を話していました。それは次のような内容です。
    ①努力はたし算「目標を持って練習を重ねていこう!きっと自分の力が伸びていくはず」
    ②協力はかけ算「一緒に練習する仲間と協力しよう!きっとチーム力が高まってくるはず」
     まさに、「こころざしをもち 高め合う」の世界です。
     先日の記録会の後、部長の●●君と副部長の◆◆さんに、水泳部を終えての感想を聞いてみました。すると、◆◆さんは「自己ベストを更新できるように、毎回の部活を頑張ってよかった」と話してくれました。また、●●君は「記録が伸びて嬉しかった。でも、最後に自己ベストが出せず悔しかった」と自分のことを語った後、「ただ、チームとしては、みんながとても協力してくれた」と部全体のことを話してくれました。
     実は、あのミーティングの日、部員たちの横で明日香先生の話を聞いていた私は、「いいこと言うなあ、明日香さん。でも、万が一協力しない人がいたら、チーム力は「0(ゼロ)」になっちゃうぞ(0をかけたら積は0に…)。」などと余計な心配をしていました。しかし、水泳部のみんなは、努力のたし算も協力のかけ算も見事に達成してくれたわけです。
     今日の終業式では、水泳部の活動にふれましたが、きっと各学級・学年にもすばらしい成果があったことと思います。そうした力を、ぜひ2学期以降に繋げていきましょう。

     さあ、明日からは待ちに待った夏休みです。37日という時間があれば、学校生活にはない「もの・こと・ひと」との出会いだって可能です。今年はパリ・オリンピックも開かれます。ぜひ、心と体をたくさん動かしてきてください。そして、夏休み最終日には「ああ、楽しかった!」と満足していてほしいと思います。そのためにも、正しい生活リズムを意識して毎日を過ごすこと、絶対に事故が無いということは、伊佐見小学校476名全員での約束です。
     職員一同、8月29日に笑顔の皆さんと会えることを楽しみにしています。

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     大きな事故も無く、今日という節目を刻めたことをうれしく思います。保護者の皆さん、地域の皆さん、日々の御支援・御協力に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。どうか皆さん、よい夏を…。
    ※なお、当ブログのお休みはもう少し先となります。もうしばらくお付き合いくださいsurprise(文責;校長)