親がいないところで 子どもは育つ!

2025年5月12日
    5月も中旬となり、年少組さんは、「身支度の準備→お部屋で好きな遊び→外で好きな遊び」のパターンが定着してきました。さらに、お兄さん・お姉さんと遊ぶ姿も見られています。親の見ていないところで、子どもは成長しますお子さんを信じて「任せる」ことは親の大切な役割です
    年中組さんになると、遊びの好みだけでなく、遊び仲間にもこだわりが生まれています。教師は、個々のこだわりを大切にしながら、遊びと仲間が広がるように声掛けをしたり、環境に変化を加えたりしています。教師と子どもの思いのせめぎあいが、この業界の醍醐味です
    年長組さんは、お部屋でアイドルごっこをしていると思ったら、お外で年少組さんと遊んだり、色水を作ったり、泥で団子やカレーを作ったりと、遊びの展開がダイナミックです。園でも家庭でも、「自分の思い」を大切にされてきた年長組さんは、「自己有用感」が非常に高いです。「自己有用感」とは、「自分は他者に認められている」「自分は自分でいいんだ」という思いであり、生きる力の土台です。幼稚園での日々の遊びや行事は、「自己有用感」涵養のために行われているのです。
    5月30日(金)の「スポーツフェスタ」まで3週間となりました。先生方は、「走る」「踊る」を遊びの中に取り入れながら、「お家の人に見てもらいたい」という思いを膨らませています。保護者の方と一緒に運動遊びに親しむだけでなく、子どもたちの自己有用感が高まる場にしようと、若い先生方が手探りで準備をしています。おたのしみに