1年生 福祉体験学習

2025年11月21日
    本日、1年生は福祉体験学習を行いました。
    車椅子体験、アイマスク体験を通して、普段の生活では気づかない「不便さ」や「大変さ」を実感しました。さらに、当事者の方の講話をお聞きし、「支え合うこと」の大切さについて深く考える機会となりました。

    以下は生徒たちの感想の1部です。

    ●車椅子体験を通して
    車椅子に乗る人と、それを押して介助する人に分かれて体験しました。

    【乗ってみて感じたこと】
    ちょっとした段差や、傾斜のある通路を通る時の揺れが想像以上に大きく、とても怖く感じました。

    【介助してみて感じたこと】
    特に段差の上り下りでは、「怖くないかな?」「大丈夫かな?」と、乗っている人の気持ちを想像しながら、慎重に声をかけることが大切だと実感しました。

    ●アイマスク体験を通して
    アイマスクで視界を閉ざし、目の見えない方の世界を体験しました。

    【歩いてみて感じたこと】
    介助してくれる人の「右だよ」「あと3段だよ」という声かけだけが頼りで、声かけの大切さを痛感しました。

    【介助してみて感じたこと】
    どこに危険があるかを常に意識し、相手の半歩前を歩くこと、状況を具体的に伝えることが重要だと学びました。

    ●当事者の方の講話から

    【心に残った言葉】
    「できないことに目を向けるのではなく、できることに目を向けることの大切さ」を教えていただきました。
    体の不自由さだけでなく、心のバリアフリーをなくすことがいかに重要かということを深く学びました。



    今回の福祉体験学習を通して、「福祉」とは「ふだんの・くらしの・しあわせ」を実現する営みだということを、体と心で理解することができました。
    体験で終わらせず、この「気づきの種」を学校や地域で育てていきたいと思います。

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