1学期の思い出② ~1年3組の「ちょっといい話」~

2025年8月11日
     1学期の中で出会った、見つけた、気付いたクラスの「良さ」「驚き」「感動」「不思議」…そんな思い出を先生が語ります。
     
     1年3組は、「えがお なかよし たのしい 1の3」のキャッチフレーズのもと、活動にしています。1学級には、たくさんの嬉しい出来事、失敗して学んだ出来事がありました。今回は、その中から1つのお話を紹介したいと思います。
     
     5月のある日の給食終了後、片付けをしている時の話です。
    1年3組では、全員で食事後に、「ごちそうさまでした」と挨拶をした後に、各々の給食が配られたお皿を片付けにいっていました。
     
     その日の給食は、ご飯、ゼリー、汁気のあるおかずで、片付けに時間がかかるだろうと、片付けをする配膳台の近くに立っていました。すると、Aさんが、
    「ぼく、ご飯パックを綺麗に入れるのお手伝いをするね。」
    と自ら私の横に立ち、片付けをする子供の分のパックを綺麗に重ね始めました。
    それを見た他の子が、
    「ベタベタしているけれど、スプーンの回収係やるね!」
    「ぼくは、ストローの回収係やる!」
    と、効率よく進める姿が見られました。
     
     翌日、この日の出来事を朝の会で話すと、「たすけあいぱわー」をもっと増やしていきたいという意見が多くあがりました。
     
     この日以降、床に牛乳がこぼれていると、「たすけあいぱわー!」と言いながらスッと雑巾で拭いている子、授業で分からない問題がある子に「たすけあいぱわーでお助けしてくるね、先生」と、手助けをする姿が多くみられました。
     
     2学期も、1年3組の強みである「たすけあいぱわー」を使って、学級全員で協力し合っている姿が見られることを楽しみにしています。
     

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