1学期の思い出① ~4年1組の「ちょっといい話」~

2025年8月10日
     1学期の中で出会った、見つけた、気付いたクラスの「良さ」「驚き」「感動」「不思議」…そんな思い出を先生が語ります。

     一人一人のキャラが濃くて、ノリがいい4年1組のみんなと過ごした1学期は、毎日がとても充実していて本当にあっという間でした。高学年の仲間入りをしたという自覚をもち、学級目標である「あじのり」を合言葉に、毎日頑張り続けていた4年1組の子供たち。ぐんぐん成長していく姿に1学期は何度も驚かされました。
    そんな4年1組のちょっといい話です。。。
     この日は、書写の授業があり、書道セットを持ってくる日でした。登校した子から廊下に書道セットを置いて、教室に入っていきます。 
     朝の活動が始まる8時少し前。一度職員室に戻ろうと教室を出たとき、私は驚きました。廊下に置いてある書道セットがきれいに整頓してあったのです。あまりのきれいさにびっくりして、「書道セットすごくきれいに並んでいるけれど、誰か整頓してくれた?」と子供たちに聞きました。すると、3人の子がそっと手を挙げました。
    廊下に乱雑に置かれていた書道セットに気付き、誰かに言われたわけでもないのに全員分の書道セットを整頓してくれた3人。よく周りを見ていて、みんなのために動いてくれているなと感心しました。

     その日以降も、私が廊下を見ると書道セットやプールセットは毎回きれいに並べられており、3人以外の子供たちも、気付いたときにぱっと整頓してくれるようになりました。荷物がきれいに並べられた廊下を見る度に、私は温かな気持ちになりました。
     

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