図書室をのぞくと、1年生のあるクラスの子供たちが、「読みたい本を選ぶ」活動をしていました。


表紙の絵(写真)や中の挿絵を見たり、文字の大きさや量を確かめたりしながら、「これだ!」と思える本を見つけようとしていました。




本が選べた子から席に座って読み始めます。
「ここ、見て。」 「どこどこ?」
「これ面白いよ。」 「本当だ、面白いね。」
中には、隣りの子に、自分が読んでいる本を紹介する子や、友達と一緒に読み始める子も…。
「ここ、見て。」 「どこどこ?」
「これ面白いよ。」 「本当だ、面白いね。」
中には、隣りの子に、自分が読んでいる本を紹介する子や、友達と一緒に読み始める子も…。


読みたい本を選ぶには、表紙や挿絵、また、本のタイトルなどから、想像力を働かせて「本の内容」を見通したり、そこに広がる世界を予想したりする力が必要です。


今の世の中は、「動画」が中心になってきています。絵も音も動きも、誰かの作り出した世界観を受け止めることが多く、ともすると、自ら想像(創造)する経験が少なくなっていることが考えられます。


様々な教科学習や活動を通しての学びや経験が、そして、より多く本の世界に触れることが、子供たちの想像力を広げることにつながり、これからも本との素敵な出会いに生かされていくことを願っています。