保健講話

2025年12月10日
    学校保健週間の期間中、立正大学教授の鹿嶋真弓先生をお招きし、「わたしたちはどう生きるか~自分流『生きる力』の育て方」という演題で講話をいただきました。
    鹿嶋先生は元公立中学校の先生で、その取り組みがNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組で紹介された方です。ハムスターの動画から始まり、先生のお話を聴きながら自分のことを言葉にする時間もたくさん設けていただき、たいへん貴重な時間となりました。鹿嶋先生、ご多忙の中、ありがとうございました。

    生徒たちの言葉です。
    〇「過去を変えることはできないけど、その受け止め方を変えれば未来をかえることができる」という言葉がすごく心に残っています。
    〇人間は体だけではなく心もどんどん成長しているんだなと思いました。幸せに生き抜くためにも我慢や一生懸命が大切だと分かりました。今は受験をあともう少し頑張りたい。
    〇「成長の節」というワードが心に残っています。節はプラスのことばかりではないけれど、何か失敗や良くないことがあってもそれを「成長の節」として捉えられたら、最終的に自分にとってプラスになるんだと気が付きました。
    〇心理学はおもしろいと思いました。動物を使った実験は人間も同じだと知ったときに、自分も同じようなことを体験したことがあるので、もういいや、とはならずに何か別の方法を見つけたい。
    〇きっとこれからの人生で心に大きな負担がかかることはたくさんあると思うので、それを嫌なことと捉えず、成長の節だと思って乗り越えていきたい。
    〇まだ知らない自分の良さがあると分かりました。
    〇嫌なことがある時は、それに囚われてやるきがなくなるなと感じました。でも、そんな時は「幸せに生き抜くための味方」を思い出したいです。美しいもの、好きなものを思うと、自然とリラックスできるので、なにか嫌なことがあったら好きなものでリラックスして解決していきたい。
    〇幸せに生きる味方は思ったよりもたくさんあることが分かりました。
    〇「あなたにとっての節とは?」と聞かれたとき、試合に勝ったときやテストの点が良かったときなどを考えていましたが、お話を聴いて失敗も成長だと分かりました。
    〇「過去と他人は変えられないが、自分と未来は変えられる」という言葉が印象に残っています。小さなミスでも周りの人がどんな風に感じたのかをすごく気にしてしまいがちなのですが、「過去の事実は変わらないが、受け取り方を変えると人生が変わる」という言葉ですごく気持ちが救われた気がし、今後明るくポジティブに生きていきたいなと思いました。
    〇人は得たいものしか得られないという言葉が心に残っています。理由は、何かを得ようとしなければ得るための努力をしないということに共感したからです。