「じゃあ何すればいい??」
ゲームとYouTubeの時間が終わると、子が言う。
遊ぶものは色々ある。それでも、何すればいいの、と聞かれる。ゲームとYouTube以外はまるで目に入っていない。内心知らんがな!と思いながら、本読むとかさぁと提案してみる。 意外と素直に本を読み始めて夢中になる。声をかけても返事もしない。折り紙やろうと誘って始めれば、夢中になって、折り紙の色の取り合いになる。この色は使っていい、これはダメ。
子どもは夢中になることが得意だ。ゲームもYouTubeもユーザーをいかに夢中にさせるかを"めあて"にして制作されているのだから、子どもを最高に夢中にさせるのは当然なのか。(大人だってスマホを手放せない)
自分が小学生の頃に比べると、今の子どもたちは強烈な誘惑と共存して生活しているのだから、なかなか大変だ。大人が知略を尽くして作り上げたコンテンツの前に小学生の自制心が適うわけがない。
大変だなと思いながら、好きなだけYouTube見ていいよ!ゲームしていいよ!と言うわけにもいかず、日々言うセリフは決まっている。
「もう今日は終わり!」