3学期始業式

2024年1月9日
    このたびの能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます

    和地小学校では、今日から3学期がスタートしました。
    始業式での校長先生の話を紹介します。
     
    1月1日に能登半島で地震が起きてしまいました。自然の災害によって、当たり前だった生活がなくなってしまう。被害を受けた方々は、いきなり大好きだった人がいなくなってしまう、思い出のたくさんつまった家がなくなってしまう、明日からどうやって暮らしていけばいいか分からない、今もそういう状況に直面しています。
    本当なら地震のあった地域の学校も、今日始業式だったかもしれない。私たちは、被害を受けた方々のことを想像すると同時に、当たり前の生活ができることが、どれほど有難くて大切なことか、改めて感じてほしいと思います。
    被害を受けた方々の辛い状況が少しでもよくなってほしいと願うばかりです。

    さて、今年は辰年です。昔から「一年の計は元旦にあり」という言葉があります。「計」は「計画」の「計」です。
    自分は今年、どうなりたいか、そのために何をするかが大事です。
    メジャーリーガーの大谷選手は、すでに中学生の時にプロになる目標を立て、それを叶えるために80個の計画を書き出したそうです。その中には「毎日ごみ拾いをする」「あいさつをする」「そうじ」「道具を大切にする」「本を読む」「礼儀正しくする」「プラス思考」「思いやり」「応援される人になる」など、野球と関係のなさそうなものもありました。そんな大谷選手だからこそ、今では世界を代表する選手になりました。
    みなさんも、目標を見つけ、頑張る計画を立てることはできると思いますが、あとは「やるかやらないか」です。
    自分の行動を立てるのに「和地っ子宣言」が役に立ちます。
    「友達を大切にする」「あいさつをする」「チャレンジする」「安全と健康に気を付ける」「地域を大切にする」
    この5つの和の心をいつも意識していけば、どんなことも乗り越えていけると思います。

    3学期は一年のまとめ、そして次の学年への準備の学期です。
    一人一人、自分なりの目標を立てて、和地っ子宣言を守りながら、3学期を過ごしていきましょう。

    文責:石塚(教頭)