文化発表会 第2章

2023年11月6日
     日頃の勉強や研究の成果を発表する「文化発表会 第2章」を、文化発表会実行委員が企画・運営してくれました。

     科学部の研究発表では、「雑草」と言われている植物も、研究してみることで考えられないような生態やおもしろい特徴をもっていることが分かり、身の回りの植物への見方・考え方が変わったことを発表してくれました。

     「私たちは、できることできないことで人を評価せず、その人の性格を見るべきだ。」「他の人とコミュニケーションをとるとき、そこに判断を加えないで尊敬の念をもつべきだ。」「芸術がこの調和を達成する鍵だ。」と、身振り手振りを交えた英語スピーチは、聞いている人たちを魅了しました。

     国語科の主張作文の発表は、小学6年生からミュージシャンになりたいという夢を抱くようになったが、あまり現実味がなかった。しかし、通っていたギター教室の自作曲コンテストに出場したことをきっかけに、夢に近づけた実感と、まだまだ学ぶべきことがあるからこそ、夢を叶えたい思いが強くなったことを語ってくれました。

     発表してくれた3名には、文化発表会実行委員がインタビューをしました。3名とも共通していたことは、発表を聞いてくれた全校生徒へメッセージを伝えるところで、自分の興味・関心をもったことに向き合う大切さでした。

     これからの生活の中で、いつ、どこで自分の夢や目標、憧れを抱くようなきっかけがあるか分かりません。ぜひ、そのきっかけを見落とさないように、いろいろなものに興味・関心をもちたいですね。そのためにも、普段の授業で幅広い知識や技能、思考力、判断力、表現力を磨いていきましょう。
    ▼企画・運営してくれた文化発表会実行委員の皆さん

    人生とは、今日一日一日のことである──確信を持って人生だと言える唯一のものである。今日一日をできるだけ利用するのだ。何かに興味を持とう。
    自分を揺すって絶えず目覚めていよう。趣味を育てよう。熱中の嵐を体じゅうに吹き通らせよう。
    今日を心ゆくまで味わって生きるのだ。

    デール・ブレッケンリッジ・カーネギー アメリカ・作家