• 熊切小が海を渡る!

    2018年12月20日
      2年ぶりの投稿です。

      熊切小のことが、熊切の野山や人が懐かしくなって、私は時々、このブログを訪れます。
      驚くことに、昨日、80人を超える人がこのブログを訪れています。
      閉校して、もうすぐ4年になろうとしているのに…。
      どんな人が訪れているのでしょう?

      みなさんにお知らせしたいことがあって、今回投稿することにしました。
      それは…

      昨日、静岡朝日テレビの赤石さんから「朗報です!」と、以下の連絡をいただきました。

      来月1月、熊切小の特番(ものづくりネットワーク大賞を受賞した1時間番組)が、ハワイで放送されることになりました。
      あれから3年経っても色あせない番組になってくれて、うれしいです。
      みなさんの魅力は国境をも越えます!


      すごいことです!熊切小が海を渡るんです!
      熊切小の子供たち、保護者や地域のみなさん、教職員、静岡朝日テレビのスタッフ…あそこにかかわったすべての人の思いが集約された番組だったからこそと、私は思います。
      ハワイ在住のお知り合いの方がいらしたら、ぜひご案内ください。
      そんなに多くないと思いますが…。

      …年末、熊切を訪ねたくなりました。
    • 今回の受賞、並びに、放送の案内が、静岡朝日テレビさんのHPにも掲載されています。

      「静岡朝日テレビ 熊切小」で検索!
      http://www.satv.co.jp/0300program/0110library/2015/kumakiri/
    • 今回の受賞の表彰状を見せていただきました。

      そこには、最優秀賞に選ばれた理由が記されていました。
      それが、とてもとてもうれしくて・・・。
      紹介します。 *読みやすいように「、」「。」を付けたり改行したりしています。

      標記の番組は、
      141年の歴史を誇りながらも閉校が決まった小学校の最後の1年を、
      山あいの四季の移り変わりを織り交ぜながら追ったものでした。

      先生方や地域の人々との交流を通して描き出された、
      生き生きとした子供たちの表情は、
      失われた学校の原風景を思い起こさせてくれ、
      第19回ものづくりネットワーク大賞最優秀賞にふさわしい作品として、
      選出されました。




      全国のたくさんの方に、この番組を見ていただけますように・・・。
      そして、熊切のこと、熊切小のことを知っていただけますように・・・。
    • 熊切小が閉校して、もうすぐ1年9か月が経とうとしています。

      閉校後、「熊切小のHPは、まだ公開されているだろうか?」と、
      時々ここを訪れることがありました。
      そして、当時を懐かしんでいました。

      すると、閉校後もこのブログを見ている人が他にもいることを、
      閲覧数から察することができました。
      「誰が見ているんだろう?」「どんな思いでここを訪れているんだろう?」
      ・・・そんなことを思っていました。

      ただ、このブログを二度と更新することはないと思っていました。
      閉校した学校のブログ・・・。

      でも、今回、このブログを使って、大事なお知らせをさせていただくことにしました。
      いろいろと悩んだ末のこと・・・。
      ご理解ください。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      昨年の5月5日、
      「山あいの小さな小さな小学校~浜松・熊切小 最後の1年~」と題して、
      1時間の番組(静岡朝日テレビ)が放送されました。
      涙を流しながら見ました。

      今年、この番組が、
      テレビ朝日系列24局で行われる「ものづくりネットワーク大賞」にて、
      最優秀賞を受賞したそうです。
      それに伴って、この年末年始に、この番組が全国放送されることになりました。



      放送予定は、以下の通りです。

      12/27(火)
       岩手朝日テレビ 4:30~5:25

      12/28(水)
       山口朝日放送 9:55~10:50
       秋田朝日放送 14:55~15:50
       鹿児島放送 26:00~27:00
       テレビ朝日(関東) 27:00~28:00

      12/29(木)
       名古屋テレビ 4:00~4:55
       大分朝日放送 9:55~10:50
       熊本朝日放送 14:00~14:55
       北陸朝日放送 27:00~28:00

      12/30(金)
       琉球放送 4:20~5:15
       新潟テレビ 4:30~5:25
       長崎文化放送 4:55~5:50
       長野朝日放送 14:55~15:50
       愛媛朝日テレビ 15:54~16:48

      12/31(土)
       北海道テレビ 4:55~5:50
       朝日放送(関西) 4:55~5:50
       広島ホームテレビ 4:55~5:50
       静岡朝日テレビ 10:50~11:45
       山形テレビ 15:30~16:20

      1/2(月)
       青森朝日放送 4:55~5:50
       東日本放送(宮城) 4:55~5:50
       瀬戸内放送(香川・岡山) 4:55~5:50
       九州朝日放送(福岡・佐賀) 5:00~5:50

      1/4(水)
       福島放送 26:51~27:45


      早朝、深夜の放送が多いですが、ぜひ、全国のお知り合いの方にご案内ください。
      できるだけ、たくさんたくさん広めてください。
      そして、全国のみなさんに、
      こんなすてきな学校があったことを、知っていただけたらと思います。

      最後になりましたが、
      番組ディレクターの赤石さんはじめ、スタッフのみなさん、
      最優秀賞の受賞、本当におめでとうございました。
      みなさんのますますのご活躍を応援しています。
    • 静かな朝です。
      山々が青空に映えています。

      校舎南側の花壇、
      パンジーやビオラ、ノースポールが咲き誇っています。


      校庭の桜も、五分咲きまできているでしょうか。


      いつもなら、新1年生の入学や在校生の進級を祝う春の花々ですが、
      今年は違います。

      職員室の日めくりカレンダー。


      ついに、この日がやってきました。分かっていたけど・・・。
      でも、なぜか、閉校するという実感はありません。
      夕べ、来校したPTA会長さんも、同じことを言っていました。

      熊切小学校が、これから先もずっと続いていく気がしています。
      明日も、自分がここにいるんじゃないかと思っています。
      新学期が始まったら、がんばり坂の下から、
      「校長先生、おはようございます。」
      と、元気よく子どもたちが登校してくるような気がします。


      ・・・でも、そうじゃないんですね。

      さて、先日のブログでもお知らせしましたが、
      本日の夕方、下記の通り「熊切小学校を見送る会」を開催します。
      ご都合のつく方は、ぜひご参加ください。
      みんなで熊切小学校を見送りましょう。

       日時:本日16:15~

       場所:本校正門付近にて

       内容:
       ・ 正門を施錠します。
       ・ 校歌を大合唱して、熊切の山々に歌声を響かせます。
        いよいよ最後の校歌です。
       ・ お車でお越しになる場合は、がんばり坂下に駐車してください。


      さてさて、昨年度の夏に立ち上げたブログ。
      保護者、地域のみなさんに、
      子どもたちの様子や本校の教育活動、職員が頑張っている姿を、
      もっと知っていただきたいと始めました。

      当初は20件前後の閲覧者数も、今ではその10倍近くになりました。
      昨日も221件・・・だれが読んでくれているんでしょう。
      でも、読んでくれている人みんなが、本校の応援団だと思っていました。
      そして、みなさんに、
      山あいの小さな小さな小学校のことを、
      全校18人しかいない兄弟姉妹のような子どもたちのことを、
      教職員や保護者も含めて家族のような学校のことを知ってほしいと、
      書いてきました。
      伝わったかどうかは分かりませんが、それも今日で終わりです。

      本校は閉校します。
      しかし、閉校式の「児童の言葉」にもあったように、
      私たちには「だれにも消せない心のアルバム」があります。
      そして、ここで築かれた絆は永遠のものです。
      こうした目に見えない大きな宝物を胸に、
      子どもたちも保護者のみなさんも、職員も、
      明日から新たな一歩を踏み出します。

      ありがとう、熊切小学校。
      ありがとう、熊切地区のみなさん。
      ありがとう、熊切小学校を応援してくれた多くのみなさん。
      ここ熊切には、今の世の中に失われつつある大切なものがありました。
      それを肌で感じたここでの生活でした。

      終わりに・・・
      長い間、ブログを読んでいただいてありがとうございました。
      学校は閉じますが、このブログは今後も閲覧できるのではないかと思います。
      もちろん更新はされませんが・・・。
      ですから、何かのときに(人それぞれ違うでしょうが・・・)、
      山あいの小さな小さな小学校のすてきな子どもたち、
      すてきな保護者のみなさん、すてきな地域に会いに来てください。
      私もそうしようと思います。(完)


    • 1年間、本校を取材・撮影してくれた静岡朝日テレビさん。
      大変お世話になりました。
      それも、明日の「熊切小学校を見送る会」で終わりです。
      そして、今週の金曜日は、
      「山あいの小さな小さな小学校~浜松・熊切小 最後の1年」の最終回です。
      いつもよりも長めの時間枠と聞いています。
      お見逃しのないように・・・。見られない方は、録画予約を・・・。

      放送日 :平成27年4月3日(金)
      番組名 :とびっきり!しずおか(静岡朝日テレビ)


      熊切地区、春野町、卒業生のみなさんをはじめ、
      これまで以上に多くの方にご覧いただきたいと思います。
      お知り合いの方にも、ぜひご案内ください。
    • 3月27日(金)、校長先生の退任式。


      定年退職される校長先生を、みんなで見送りました。


      「校長先生、長い教員生活、本当にお疲れ様でした。」


      「教職生活の最後を、この熊切で過ごすことができて、本当に幸せでした。」


      続いて、18人全員に「卒業証書」が渡されました。


      全員が、熊切小学校を去っていくという意味で・・・。


      校長先生の名前になっていますが、実は、あるお父さんが準備してくれたもの。


      「熊切小学校での楽しかったこと、
      うれしかったこと、辛かったことを思い出してください。
      すてきな友とたくさん笑って、思い出をたくさん作りました。
      ・・・よってここに、○年間の熊切小学校での学校生活を終えたことを証します。」


      さらに、すてきな文章が添えられていました。
      「人って、『シクシク』って泣きますよね。『ハハハハ』って笑いますよね。
      4×9=36、8×8=64で、答えを足すと100になります。
      人生を100とすると、悲しいことは36、うれしいことは64。倍近くある!
      どんなに号泣(5×9=45)しても半分以下。
      人生泣き笑いで100。」
      ・・・子どもたちへのエール。お父さんの思い、よ~く分かります!


      気田小、春野中へ行っても頑張れ、熊切っ子たち!

      続いて、タイムカプセルの埋設。


      子どもたち、お父さんやお母さん、職員が自分に宛てた手紙や思い出の品等、
      2つのタイムカプセルに入れました。


      前日、お父さんがユンボで掘ってくれた穴に入れて、土をかぶせました。


      タイムカプセルを掘り出すのは、2027年1月3日の午前10時ごろ。
      2年生の孝明くんが成人式の年。
      「みんなでお酒が飲めるのかな?」と、子どもたち。
      「よし、そこまで頑張って生きるぞ!」と、校長先生。


      続いて、茶話会。


      その中で、校長先生が、職員の次の勤務先を紹介しました。


      閉校のため、職員全員が別の学校に行くことになります。


      伸哉先生は、子どもたちと一緒に気田小へ。・・・伸哉先生、頼んだよ!


      そして、子どもたちと保護者のみなさんから職員に、感謝状と記念品の授与。


      何とうれしいことでしょう!


      感謝状には、こんな言葉が記されていました。
      「・・・いくつもの行事、閉校までにやりたいことの実現、
      涙が止まらなかった卒業式、大勢の方が参列してくれた閉校式、
      これからの活躍にエールを贈った離任式。
      本当にみんな全力でやりきった、あっという間の1年間でした。
      ここに、ありがとうをいっぱい込めて感謝状を贈ります。」


      私たち職員も、同じ気持ちです。
      切ない思いを抱えながらも、「子どもたちのために」を合言葉に、
      保護者のみなさん、職員のみんなで突き進んできた1年でした。
      子どもたち、保護者のみなさんがいたからこそ、私たちも頑張れたのです。
      本当に本当に本当に・・・ありがとうございました。

      続いて、「川遊びの会」のみなさんのご協力で釣り大会。


      プールにアマゴを放し、いくらをえさにして釣りを楽しみました。


      ところが、なかなか釣れません。
      目の前にいくらがあっても、食い付こうとしないアマゴたち。


      お父さんやおじいちゃんたち曰く、
      「養殖のアマゴ。
      普段食べているえさに慣れているから、いくらをえさと認識しないんだろう。」


      かなり粘ったのですが全く釣れないので、投網に変更。


      おじいちゃんが、投網でアマゴを回収。


      そして、家庭科室では、お母さんがホットサンドを準備。


      体育館のピロティで、お父さんがアマゴを唐揚げ。


      釣れなかったのは大変残念でしたが、
      おいしいアマゴの唐揚げとホットサンドをいただきました。


      川遊びの会のみなさん、ありがとうございました。

      片付けが終わったところで、お父さんと職員は体育館の屋根へ。


      熊切小学校で過ごす時間も残り少なくなりました。


      屋根から望む熊切の景色を、目に焼き付けました。
      「ここでの時間が、ずっとずっと続くといいのにな。」と、思いながら・・・。
    • 閉校式の夜、「熊切小学校お別れ会」を開きました。
      会場は、長蔵寺自治会館。

      お別れ会に先だって、
      熊切地区自治会連合会から私たち職員に、「感謝状」が手渡されました。


      自治会長のみなさん、ありがとうございます。


      私たちは、保護者や地域のみなさんと「子どもたちのために」を合言葉に、
      やるべきことをやってきたまでです。
      私たちの方こそ、これまでのみなさんのご協力に感謝しています。

      さて、お別れ会は史也くんの乾杯の音頭でスタート。


      今回の参加者は、
      小学生、その弟や妹、中学生、高校生、
      お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃん、
      職員、ALTのリカルド先生、
      授業でお世話になった地域のおじさんやおじいちゃん、
      静岡朝日テレビのスタッフのみなさん、
      いつも取材に来てくれる静岡新聞の記者さん、
      職員の旦那さんや彼女・・・。






















      ちゃんと数えていませんが、総勢80名は超えていたと思います。
      みんな、熊切小ファミリーです。

      熊切小ファミリーのためにと、
      再び、角田さんが駆けつけてくれて、お寿司をにぎってくれました。

      小学生のダンス。


      高校生のお囃子。


      それに合わせて踊り出すPTA会長さんとおじいちゃん。


      中学生のコント。


      オヤジーズのダンス。
      ・・・この日のために、10日前にリハーサルもしました。


      さらに、小学生とオヤジーズがコラボして、ダンス。
      そして再び、オヤジーズの「ようかい体操第一」。
      ・・・かぶり物は、小学生が授業の中で作ってくれました。


      大ビンゴ大会。




      タイムカプセル埋設のお話。


      中学3年生に卒業を祝う花束贈呈。


      お父さんやお母さんから“熊切小を卒業する”18人に、花束贈呈。


      そして、子どもたちと保護者のみなさんから職員に、寄せ書きの贈呈。


      寄せ書きは、木の板でできています。
      板には、「一期一会」とうるしで記されていました。
      これは、あるお父さんが、夜なべして書いてくれました。


      閉校が決まったのは、ちょうど1年半前。
      それから、
      「残された時間の中で、子どもたちのためにできることをやっていこう。」
      「子どもたちに、熊切小学校での思い出を心に深く刻んでほしい。」
      「子どもたちに、もっともっと熊切のよさを知ってもらいたい。」
      と、保護者のみなさんと職員がいろいろとアイデアを出し合い、
      また、保護者や地域のみなさんのご協力をいただきながら、
      教育活動、PTA活動を進めてきました。

      今年度、閉校準備会が立ち上がり、
      保護者や自治会長のみなさん、職員が
      記念品や記念誌作成のための話し合いや、
      閉校記念行事や閉校式に向けた打ち合わせを重ねてきました。

      「閉校」は切ないことです。
      「本当は閉校させたくない。」と、みんな思っています。
      でも、それを口にはしません。
      そして、その切なさを押し隠すかのように、
      ここまでみんなで突き進んできたような感じがします。
      お父さんたちは言います。「この1年、楽しかったな。」と・・・。
      私たち職員も、同じことを思っています。

      「閉校」は切ないことです。
      「本当は閉校させたくない。」と、みんな思っています。
      ただ、閉校が決まってから今日まで、
      みんなが同じ目標、同じベクトルをもって突き進んでくる中で、
      かけがえのない人との出会いがいっぱいありました。
      そして、その出会いをこれからも大事にしていきたい。
      それを、この「一期一会」という言葉に込めてくれたのだろうと思います。

      ありがとうございます。

      校歌の大合唱。


      最後に、記念撮影。
      人数が多くて、なかなかポジションが決まらない・・・。


      楽しい楽しい夜でした。
      すてきな思い出が、また一つ増えました。
      熊切は、人の温もりがあふれるところです。
    • 閉校式には、たくさんの方にお越しいただきまして、ありがとうございました。

      さて、
      すでに保護者や地域のみなさんには、学校だより「熊切っ子」でご案内のとおり、
      下記の予定で「熊切小学校を見送る会」を行います。
      ご都合のつく方は、ご参加ください。
      子どもたちも都合がつく場合のみ、参加してください。
      スクールバスの運行はありません。

       日時:3月31日(火)16:15~

       場所:本校正門付近にて

       内容:
       ・ 正門を施錠します。
       ・ 校歌を大合唱して、熊切の山々に歌声を響かせます。
        いよいよ最後の校歌です。
       ・ お車でお越しになる場合は、がんばり坂下に駐車してください。
    • 昨日から、校庭の遊具の撤去が始まりました。


      一つ、また一つと姿を消していきます。


      切なさが募ります。


      今日からは、校内のいろいろな物品の搬出も始まりました。
      本校で使っていた物が、他の小学校や中学校、幼稚園等、
      新しい場所で活躍してくれることを願っています。

      搬出する花壇のホースを片付けているとき、泥だんごを見付けました。
      誰のだろう?
      乾かそうとここに置いたまま、忘れてしまったのでしょう。


      もう使われることのない校庭に、子どもたちの元気な声や姿を感じました。

      さて、
      「閉校式で使ってください。」
      と、伸哉先生の教え子の山本さんのお宅(ガーベラ農家さん)から、
      たくさんのガーベラをいただきました。
      校内のあちこちに飾らせていただいて、
      卒業生や地域のみなさんを迎えることができました。


      おかげで、とても温かい雰囲気が生まれました。
      山本さん、ありがとうございました。

      ガーベラのお話をもう一つ。


      閉校式の日、熊切小ファミリー応援団さんから、
      子どもたちと職員に、黄色いガーベラが一輪ずつ届きました。


      一人ずつに、似顔絵とメッセージカードが添えられて・・・。


      ファミリー応援団のお手紙を紹介します。
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      熊切小学校のみなさんへ

      ついに、今日は「閉校式」ですね。
      本当に最後だと思うと、切ない気持ちでいっぱいです。
      いつも熊切小学校のみなさんから、
      たんくさんの元気と笑顔とがんばる力をいただいてきました。
      そういう姿をブログで見せていただくことがなくなると思うと、
      とってもさびしいです。

      豊かな自然の中、愛情あふれる中で、みなさんで過ごした日々を胸に、
      先生方も熊切っ子のみなさんも、次の場所できらきら輝いてください。
      「戻りたい。」と思うのではなく、
      「あのとき、あんなに幸せだったのだから、何でも頑張れる!」と、
      熊切小学校での生活を糧にして歩んでいってくださいね。
      これからも、みなさんの活躍を応援しています!

      「『閉校式』に、黄色いガーベラを贈ろう。」そう心に決めていました。
      私は姿が見えない、ある意味、不気味な存在ではありますが、
      ずっとみなさんを応援してきた気持ちを伝えたいと思い、
      お一人お一人に心を込めてガーベラを贈らせていただきます。
      メッセージカードに描いた似顔絵は、似ていない方もいるかもしれませんが、
      笑って許してやってくださいね。

      「ガーベラ」の花言葉・・・それは、「希望」「常に前進」です。
      今のみなさんにピッタリだと思います。
      「黄色」は、「熊切Tシャツ」をイメージして選びました。
      これからも心の「熊切Tシャツ」を着て、
      みなさんそれぞれの道を、元気いっぱいに進んでください。

      今日を迎えて、今、私の心は感謝の気持ちでいっぱいです。
      熊切小学校は、永遠に私の心の癒しです。

      本当にありがとう・・・さようなら

                            熊切小ファミリー応援団より

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      ファミリー応援団さんのお気持ち、
      子どもたちや職員の心に、しっかり届きました。
      本当にありがとうございました。

      姿の見えないファミリー応援団さんが
      これまでに届けてくれた励ましの言葉や贈り物の数々は、
      いつも私たちを勇気づけてくれました。
      今回のメッセージカードの似顔絵やシールは、
      お母さんと一緒にお子さんも貼るお手伝いをしてくれたのだろうと想像しました。
      ご家族で応援してくれて、本当に本当にありがとうございました。

      ファミリー応援団さんは、
      最後まで姿を見せない、名前を明かさないおつもりのようですが、
      私たちは直接お礼の気持ちを伝えたいので、ぜひご連絡ください。
      3月31日(火)に、「熊切小学校を見送る会」を行いますので、
      ぜひご来校ください。