最近の授業より ②

2024年2月6日
    最近の授業の記録写真がまだまだありますので、学習をがんばっている様子をお伝えします。
    6年理科・・・「わたしたちの生活と電気」のまとめとして、プログラミングに挑戦しました。MESHというツールを使って、ICT支援員さんの協力のもと、いろいろなプログラムを試してみました。
    今回は、複数のMESHセンサーを使って「暗くなって人が通ったときに明かりがつく仕組み」を考えたり、信号機や自動ドア、部屋のライトなどはどういう仕組みで動いているのか予想しながらプログラムしたりしていました。
    プログラミングそのものを学ぶというよりは、それらを通して順序だてて物事を考える力につなげていくのが目的です。授業後には、新しい疑問や知りたいことが見つかったようです(ぜひ、自主ノートや中学・高校での学びにつなげてください)。
    ・・・という学習をしていると、廊下から何やらあやしい機械音がしてきたのでドアを開けてみると・・・
    5年生が「お掃除ロボ」で廊下の清掃中!?
    これは、「電磁石の性質」の学習を生かした教材を作って、学んだことを確認しているところでした。乾電池から始まった小学校理科の電気に関する学習は、電磁石にコンデンサー、プログラミングと難しくなっていきますが、身の回りには電気に関係するものがたくさんあります。身近なものとつなげて考えてみることが、理科の学習のコツかもしれません。
    そのころ4年生も、理科で何やら作っていました。袋を広げて、紐をつないでいるようですが、「ちょっと遅めの凧あげ?」と思ったら違うようです。何を作っているのでしょうか?
    ヒントは、この学習の単元名「もののあたたまり方」でピンとくるでしょうか。正解は・・・
    凧ではなく、ミニ気球を作っていました。空気が温められるとどうなるかという性質を生かした実験でした。思った以上に高く上がっていきましたね。
    学んだことが実感できると、楽しさや理解が深まることにもつながります。こういう学習の機会も大切にしていきたいです。