学習発表会をふりかえろう 最終回

2023年12月8日
    1週間かけて振り返ってきた学習発表会。そろそろ最近の子供たちの様子が気になる方もいらっしゃると思いますので、今回が最終回です。
    浦小の伝統になりつつある『白波五人男』。今年はどうだったでしょうか?
    旧浦中体育館で行われていた浦川歌舞伎が休止になってしまうことを聞いて、当時の5年生(今の中学3年生たち)が国語の学習で存続を訴えかける作文を書いたのが4年前。
    これがきっかけとなって、保存会の方の御指導をいただきながら練習して、学習発表会で披露するようになりました。
    <夢育やらまいか事業>
    H31
    R2
    R3
    R4
    五人男を務める5・6年生は、クラスの発表や音楽部の合奏・合唱、委員会の司会進行など、覚えることが山ほどある中で、さらに五人男の長台詞。「よく覚えられるな」と毎年感心していますが、意外と練習初日からけっこう台詞を言えたり、休み時間にせりふをしゃべっていたりする子も多いです。
    これは、低学年のときは観客席から、中学年になると捕り方役の練習をしながら、上級生たちの姿を見続けてきたからだと思います。「次はぼくたちの番だな」、「弁天か赤星の役をやりたいな」と思いながら見てきて、自然と身に付いている・・・まさに、伝統になってきつつあると感じます。
    (・・・とは言っても、本人のがんばりや保存会の方のご指導の賜物ですが)
    先週
    また、今年は実は中学生が参加していたことをご存じでしたか?体調不良の子に代わって、急遽捕り方役を務めてくれました(快く引き受けてくれて、本当にありがとう!)。
    卒業しても身に付いている、参加しようという気持ちをもってくれている、というところからも伝統や浦川小のよさを感じた瞬間でした。
    (来年は9人なので、もとから1人足りません。もしものときは卒業生のみなさん、ご協力をお願いしますね。元担任からのお願い、快く聞いてくれますよね!)
    <振り返りより>
    ・長いせりふの後に、パンと力強くできたのでよかったです。
    ・初めて五人男をやって、せりふを覚えるのが難しかったけど、本番は大きな声でしゃべれてよかったです。
    ・せりふを初めて見たときは読み方が分からなかったけど、練習してしっかり言えるようになったし、動作もしっかりできるようになってよかった。来年は違う役もやりたいです。