地域から学ぶ2(歌舞伎部始動&ゲストティーチャー)

2023年11月8日
    音楽発表会から一夜明け、みんな元気に登校してきました。ビデオ撮影した発表の様子を子供たちといっしょに見ましたが、最初の頃に比べると、みんな格段に「シンカ」していました。みんながんばりましたね。
    (私も、あの舞台で演奏してきた子供たちの気持ちがやっと分かった気がします。あの緊張を3年生から感じながらがんばっていたとは・・・もっと子供たちを褒めないといけませんね!)
    今回の合唱・合奏は、12月の学習発表会でも披露する予定です。
    その学習発表会では、今年も浦川小歌舞伎「白波五人男」の発表をめざして練習が始まっています。保存会の方からご指導いただきながらがんばっていきます。
    5・6年生を中心に五人男の配役も決まりました。5・6年生は、自分たちのクラス発表と同時に、五人男の長台詞も覚えていきます。
    これまでの5・6年生も大変そうでしたが、浦小歌舞伎も5年目にもなると、意外とせりふが頭に入っているものだなと思います。毎年、上級生の発表を見てきているので、「次は僕かな」「あの役をやりたいな」と思いながら自然と記憶に残っているのでしょう。卒業生たちからのつながりを感じます。
    <夢育やらまいか事業>
    歌舞伎は保存会の方からいろいろを教わっていますが、他にも地域のゲストティーチャーからいろいろなことを学んでいます。
    9月に鮎に関する活動(つかみ取りや塩焼きなど)を行い、浦川の自然に興味がわいた4年生が、総合的な学習の時間で鮎とり名人さんからお話を聞きました。
    資料を用意してくださったり、最長記録の鮎(模型)を作ってきてくださったり、いろいろなことを学ぶことができました。学んだことは、学習発表会でも紹介させていただく予定です(社会科見学でお世話になった本職の方での学習成果も使わせてください)。
    他にも、浦川の自然をテーマに調べているので、猟友会の方にもお話を聞く機会がありました。浦小に勤務してから、運転中などにシカやサルに遭遇してもほとんど驚かなくなってしまいましたが、「以前はほとんどいなかったが、20年くらい前から増えた」という話が、個人的には一番ビックリしたかもしれません。
    教員の得意なことや持っている体験談は限られています。いろいろな方から学べる機会をつくることは、子供たちにとって充実した学びにつながっています。