頭を使い始めましょう!

2013年1月3日
    中3数学では、円を学習しました。以下の4つ(①②③は定理)について学習しました。

    ①「円周角の定理」(1)1つの弧に対する円周角の大きさは、その弧に対する中心角の大きさの半分である。
    (2)同じ弧に対する円周角の大きさはすべて等しい。


    ②1つの円で、(1)等しい弧に対する円周角は等しい。(2)等しい円周角に対する弧は等しい。


    ③2点P,Qが直線ABについて同じ側にあるとき、∠APB=∠AQBならば、4点A,B,P,Qは1つの円周上にある。


    ④円外の1点からその円にひいた2つの接線の長さは等しい。


    では、円に絡めて次のことを試してみてください。
    (1) 1本のテープを1回ひねってから、両端をつないで輪にする。
    (2) 次に、その輪の幅半分(下図の点線)の所を切っていく。
    (3) 広げると・・・どうなるでしょう?

    ぜひ、実践してみてください。 
    これは、ドイツの数学者メビウス(1790~1868)が、考え出したものでメビウスの輪と呼ばれ、表と裏がない曲面をもつ不思議なものになります。



     ※興味のある人は、同じことをもう一度やってみてください。さて、どうなりましたか?