クリスマス・イヴは、クリスマスの前夜、すなわち12月24日の夜を指す英語です。
欧米ではこの日は教会で礼拝が行われ、家族と一緒に過ごす日とされているそうです。
ちなみにサンタクロースが乗るそりをひくトナカイ(ルドルフ)について、最近こんなニュースがありましたので、ご紹介します。
【12月18日ニュース】AFP通信より
クリスマスソングに登場する赤鼻のトナカイ、ルドルフ(Rudolph)は歌のみならず映画や絵本にもとりあげられる不滅の人気者だ。
しかし、クリスマスイブにサンタクロースのそりをひく世界で最も有名なこのトナカイの鼻が光る理由を科学的に解明する試みはこれまで一度も行われていなかった。
そこでオランダとノルウェーの合同研究チームがこの謎の解明に挑み、その結果が17日、英国医学会会報「BMJ」のクリスマス特集号に掲載された。
研究チームは手持ち式顕微鏡を用いて健康な人5人、鼻に良性ポリープがある1人、トナカイ2匹の鼻腔内粘膜を調べたところ、トナカイの鼻腔内の血管はヒトより25%多いことが分かった。
鼻粘膜の毛細血管は酸素を運ぶ赤血球を大量に供給し、体温を調節している。このことは運動をした後のトナカイの赤外線画像によっても確認された。
論文は、ルドルフの鼻が赤い理由は、鼻腔の微小循環の密度が非常に高く赤血球が豊富にあるためで、トナカイは解剖学的かつ生理学的に、サンタクロースのために空を飛ぶという任務に適応していると結論づけた。
論理的ですが、最後はメルヘンですね