紙の大きさ

2012年7月7日
    紙はなぜ、1:√2の長方形なのだろうか?

    紙の大きさはA判とB判の2つの基準となる系列があります。A判は国際標準の紙型ですが、B番は日本独自の規格です。
    (A0判の面積:1平方メートル、B0判の面積:1.5平方メートル)
    A0判、B0判という原紙から始まり、それらを半分にしたものをA1判、B1判、さらに半分のものをA2判、B2判とし、次々に半分にしていき、A12判、B12判まで規格されています。
    どの判型の紙も1:√2となっています。

    みんながよく目にしたり使ったりしている規格は、A4判、B5判が多いと思います。

    では、最初の疑問に対する答えはこうです。
    もとの長方形を半分にした場合、つねに1:√2の長方形になる、という大変機能的な形だからです。

    参考:中学数学資料集「数学の泉」地域教材社