体育大会をふり返って2

2011年10月1日
    「体育大会をふり返って」 今日は3年生の感想を紹介します。3年生にとっては3回目の、そして中学校生活最後の体育大会でした・・・。

    <無限の可能性を信じて>

    『楽しすぎてあっという間だった』という表現をすればよいのだろうか。中盤を過ぎたあたりから、加速するようにして、終わりに近づいていき、結果は総合優勝。2位に90点の差をつけてのまさかの「圧勝」で総合優勝を飾った。が、わたしの本心を言えば「総合優勝のみ」となるだろう。ソーラン優勝もとりたかった。だから、「ソーラン優勝は赤組」と宣告されたとき、膨らませた風船を針で突いたときのようにプシューと体の力が抜けてしまった。1番力を入れてきたものだっただけに、その努力を優勝という栄光なる賜にかえてみせたかった。団のみんなが1つになって応援し、競技に全力で挑み、歓声を上げて喜び会い・・・。何1つ不満なことはなかった、とも言えなくはないが・・・やはりわたしの心は快晴というまでは晴れることはなかった。
    2年連続2冠獲得で完全制覇という欲張りな夢が叶うことはなかったからだ。それでも、3度の体育大会の中で1番充実していたということは、自信をもって言える。一瞬一瞬を自分たちの手で楽しみ、また、逆にみんなに楽しませてもらえたからだ。3年生という立場だけあって、盛り上げ役の先頭をきったことで自分自身の心がものすごく熱く盛り上がったことは忘れられない。
    100%の力をぶつけて競技する人達と応援席の人たちとの2つの闘志が合わさって、最高の時間にすることができたのだと思う。見慣れた学校とは違う地にいるような感覚がした一方で、庄内の空気をいっぱい吸って動き回ることができた気がした。来年、再来年とこれからも続いていくだろう体育大会。とにかく最低限、優勝という1つの目標に向かって団が1つになり、切磋琢磨しながら体育大会から当日まで楽しんで欲しいと思う。一人一人の思いをプラスの形に変えていき、そのためのプロセスと結果が輝くものである、という方向性で体育大会が続いていって欲しい。 わたしは、体育大会という大きな経験を通して、「何事にも『無限の可能性を信じて 不屈の闘志を燃やすという精神』」という思いを強く抱いた。これから迎える受験という試練に立ち向かうにあたっての「糧」として生かしていきたい。
    ( 3-2 生徒感想 )

    <本当に苦労して良かった!>

     今回は、私たち3年生にとって中学校生活最後の体育大会でした。今回は、引っ張っていってもらう立場ではなくて、1,2年生を引っ張っていく事がどれ程難しい事なのかが分かりました。私たちが一番力を入れてきたのはソーラン節です。団の色がきまっているから、とにかくたくさん踊ってきました。。体育大会実行委員、ソーラン節実行委員の人達が中心になって、1年も2年も3年もきれいに踊れるように頑張ってきました。でも、練習する時間も少なかったし、会わせて踊ってみてもバラバラで、声も全然出ていませんでした。団長や委員の人が「声出して」と言っても出ないし、青組や黄組のほうがよっぽど出ていました。だから、3年だけで話し合いをして、何で声がでないのかを話し合いました。団長さんの本音も聞きました。泣いている人もいて、今までみんな不安だった事がわかって、それを境に声も出るようになって、みんなの息もちゃんと合ってきました。それで向かえた体育大会。今までで一番声が出ていました。ミスも少しあったけどちゃんと踊れたし、終わった時は、泣きそうになりました。そして、結果発表。正直私は、勝ててないなあーと思っていました。だから、「赤組です」と言われた時は本当に嬉しくて涙が出てきました。今まで頑張ってきて本当に良かったし、この31HRのみんなでやれた事が何よりも嬉しかったです。頑張ってくれた1,2年生にも、ありがとうという気持ちでいっぱいです。私は、赤組で本当に良かったです。今回の体育大会は、一生忘れられない思い出となりました。
    (3-1生徒感想)



    <最高に燃えた体育大会>

     私たちにとって中学校生活最後の体育大会でした。台風の影響もあり、慌ただしく始まってしまいましたが、問題もなく燃えることができました。去年までは、正直自分の中ではどことなく盛り上がりきれずに終わってしまいました。今年は、応援も声を出して頑張ることができました。振り返ると、去年は、3年生はあんなに頑張ることができてすごいと思っていきましたが、今思うと3年生はこれだから頑張れたのかと気づかされることが、普段の生活でもあります。でも特に縦割りでの交流が多い体育大会ではそれを感じました。ここまでくるのにうまくいかないこともあったけど、ソーランに全力で取り組めたと思います。学年が上がるごとに感動の大きさも大きくなっていくと思いました。来年の1,2年生には、今年よりもっといい体育大会を目指して欲しいです。最後の体育大会が黄組でよかったと思います。ソーラン節を踊るのもこれで最期だと思うと少し寂しい気もします。これを糧に、受験勉強と潮鳴祭を頑張りたいです。
    (3-3生徒感想)