学校教育目標

2011年5月8日
    本日は庄内中の学校教育目標を紹介します。


     学校教育目標は 『夢の実現のために努力し続ける生徒』の育成です。

    「夢の実現とは」
     人が「学ぶ」ことの一番の動機は自分を変えたいという思いだと思います。発展途上国の教育事情をとりあげたドキュメンタリー番組などでは、子どもたちが目をキラキラ輝かせて授業を受ける姿や「私の将来の夢は病気の人を救う医者になることだ」などと自信をもってインタビューに応える姿を良く目にすることがあります。そんな場面を見るたび「昔も日本はこうだったのに」とか「今の日本の子どもたちは」という思いが頭をよぎります。今が満たされている日本の子どもたちは、自分の未来に「夢や目標」が見いだせなくなっているように思います。「夢や目標」が見えない子どもは自分を変えたいという意欲も持ちません。
     そこで本校では、あらゆる教育活動を通して「夢や目標」にこだわり、その実現のために学ぶという意識を一人一人にしっかり持たせたいと考えました。

    「努力し続けるとは」
     夢や目標とは、近い将来、そして遠い将来の「なりたい自分の姿」だと考えます。その実現のために努力し続ける姿には、自己実現を目指して生きる人の生き方そのものであると考えます。「~し続ける」には将来にわたって、常に進行形であってほしいという願いを込めています。

                        
         なりたい自分の姿を持つこと  =  学ぶ意欲をもつこと        
                                生きる意欲をもつこと        
                        

     しかし、「夢の実現」には、社会の中で人とうまくかかわりながら夢を実現していくという社会性が前提にあります。そこで本校では、この社会性を「人とつながる力」として、すべての教育活動で育みたいと考えています。
     本年度、一年間よろしくお願いします。