八木重吉の詩を紹介します。
雲
くものある日 くもは かなしい
くものない日 そらは さびしい
雨
雨が すきか
わたしはすきだ
うたを うたおう
花
おとなしくして居ると
花花が咲くのねって 桃子が言う
冬
木に眼がなって人を見ている
<超訳 ニーチェのことば>より
『自分を現す三つの形』
自己表現とは自分の力を表すことでもある。
その方法を大きく分けると、次の三つになる。
贈る。 あざける。 破壊する。
相手に愛やいつくしみを贈るのも、自分の力の表現だ。
相手をけなし、いじめ、だめにしてしまうのも、自分の力の表現だ。
あなたはどの方法を取っているのか。
『誰にも一芸がある』
どんな人にも一芸がある。その一芸は,その人だけのものだ。
それを早くから知っていて、十分に生かして成功する人もいる。
自分の一芸、自分の本領が何であるか、わからないままの人もいる。
それを自分の力のみで見いだす人もいる。世間の反応を見ながら、
自分の本領がなんだろうかと模索し続ける人もいる。
いずれにしても、くじけず、たくましく、果敢に挑戦を続けていけば、
自分の一芸がわかってくるはずだ。