平和学習を振り返って・・その3

2010年5月14日
     戦争や原爆の悲惨さ伝えたい

     僕は修学旅行の平和学習を振り返って思うことは、戦争はとても悲惨であること、
    核は地球に必要ないということです。原爆資料館では原爆の熱線による被害、
    浦上天主堂の惨状や原爆が投下されたビデオなどを見学しました。
    特に印象に残っているのは影だけが壁に写っている写真です。このようなことが
    現実にあったと思うととても恐ろしいです。平和公園の「平和祈念像」は日本の
    仏教とキリスト教の2つの意味があることが分かりました。また、永井博士の活動
    がよく分かりました。

     下平さんの被爆体験のお話は、とても心に残っています。下平さんが被爆しど
    んな苦しい生活をしてきたのか、また、戦争がどんなに悲惨で原子爆弾がどんな
    に多くの人を苦しめているのかが分かりました。今も下平さんのように原爆に被爆
    し苦しんでいる人がいるというのはとても心が痛みます。またここで聞いた体験を
    他の人に話して広めていくことができたらいいと思います。この平和学習で戦争
    の悲惨さ、核が必要ないということを改めて知ることができました。
    この体験を生かして生きたいです。



    爆心地で話を聞く生徒たち

    昭和20年 8月 9日長崎上空へ侵入したB29「ボックスカー」は、雲の切れ間に三菱長崎兵器製作所の巨大な工場群を発見し、

    高度9,000mから原子爆弾を投下。

    午前11時 2分、上空500mで、天空を裂くような熾烈な閃光を伴って爆発した。