2022年5月

  • 授業の中でICTを使うと、一斉授業であっても、生徒の出番が多くなります。3年生の社会では、世界恐慌時代の学習をジグソー的に、各国の状況をそれぞれの生徒がgoogleスライドでプレゼンを作り、発表し合う授業をしていました。2年生の理科では、水の分解の化学反応式の作成を、教師が送付したgoogleドキュメント上で、試行錯誤していました。ICTは何度でも入力したり、消したりして簡単に試行錯誤できますし、先生が生徒の様子を手元で見ることができます。
  • 今年度から始まった「自分時間」は、水曜日の放課後、月2回程度設定しています。昨年度までは、漢字、計算、英単語の基礎基本の小テストを実施していましたが、「やらされて学ぶ」から「自ら求めて学ぶ」へシフトし、自分が今、学びたい事柄を、準備しじっくり学ぶ時間としました。自分の学びをコーディネートすることが必要となる時間です。リボンを使った飾りものを作成する子から、好きな絵を描く子、苦手な計算問題を解く子、筋トレをする子、バスケットのシュートがうまくなりたいと先生に指導を仰ぐ子など、様々です。中には、自分は何をしたらいいのか?迷っている子もちらほら。この時間は自己決定する力をつける時間でもあるようです。
  • ゆかた着付け教室!

    2022年5月13日
      今年も、2年生家庭科において、水窪の丸正呉服店さんの御指導で「ゆかた着付け教室」を開催しました。最初は、ぎこちなく学んでいた生徒も、2度目のチャレンジでは、自分で習った方法で着ることができていました。ゆかたを着こなした全員で記念写真を撮りました。
    • 先日、交通安全教室を実施しました。天竜警察署から3名の交通安全指導員の方にお出でいただき、指導を受けました。軽車両の自転車を運転する時のルールを学んだあと、自転車シミュレーターで体験を行いました。シミュレーター体験を行った6名の生徒からは、自転車を運転する時に、多くの危険が潜んでいることが分かり、十分周りに注意を向けながら運転することが必要だとの感想が聞かれました。
    • 体育において、春のスポーツテストの練習が始まりました。一番、生徒が苦しい思いをするのが、長距離走です。女子は1000m、男子は1500m。自分のペースで走ることができるように、ペース走を中心に体育の時間に練習が始まりました。
    • 本校では、総合的な学習の時間(ST)において、地域の課題を生徒それぞれが把握し、その課題解決に向けて、調査活動、実践活動を積み重ねる学習をしています。この度は、地域の課題解決に向けて取り組んでいらっしゃる「浜松山いき隊」の青島さんと山田さんにお越しいただき、自分たちが取り組んでいる活動について講義を受けました。最後の質問コーナーでは、「佐久間町で一番課題だと感じていることは何ですか?」「佐久間町で一番魅力的だと感じているところはどこですか?」などの質問等出され、これから地域課題を解決しようとする意欲をもつことができたと思います。
    • 1年生理科の生物分野の授業で、学校周辺の植物をchromebookで写真を撮り、その植物について調査した結果をプリントアウトし、1枚の大きな植物分布図を全員で作成しました。
    • 先日、生徒総会が全員PCを使い、ペーパーレスで開催されました。生徒会本部、各委員会の地域への貢献活動についても提案がありました。今後、具体的な活動が展開されていきます。また、この中で、生徒心得(校則)の一部見直しの提案もありました。同居している高校生徒会が、今まで利用していなかった「渡り廊下(屋上)」を整備して利用するとのことで、それに合わせて「渡り廊下への出入り禁止」の項目を削除したいとの提案があり、全員合意で採決されました。今後、職員会議を経て、校長先生が決済されれば見直しが成立します。
    • 技術の先生紹介!

      2022年5月3日
        本年度より指導をしてくれている技術科の先生のご紹介です。細江中学校から赴任された伊藤卓宏先生です。毎週火曜日に佐久間中学校の技術科の指導をしてくれます。マイパソコンを作ってしまうほど、メカに強い先生です。
      • 本年度の総合的な学習の時間の1時間目は、静岡文化芸術大学の舩戸先生による講義からスタートしました。舩戸先生から、発想の転換を図ることで、中山間地には豊富な魅力(強み)が転がっている、それを若い世代の柔軟な発想で、新しい価値(もの)を創り出していこう。そんなお話をいただきました。これからの生徒の課題解決が楽しみです。