2021年9月

  • 本年度の体育祭は、新型コロナウイルス第5波による緊急事態宣言のため、無観客開催となりました。また、台風16号が予備日の10月1日に最接近するため、予定している9月30日に、雨が降っても、体育館を利用するなどして実施するようにしました。そのため、今までの練習は、グラウンドでも、体育館でも実施できるように、両方の練習を進めてきましたが、体育祭前日の本日は、からりと晴れた秋晴れ、グラウンドで総練習を、午後には、高校生と一緒に体育祭の準備を進めました。また、台風対策のため、半日開催のプログラムとしました。
  • 学校の授業だけでは、社会生活で必要な資質や能力をつけられない分野があります。それが、注意力をつけることだったり、感情をコントロールする力だったり、危険なことを察知する能力だったり、人との接し方だったり、生活上の問題を上手に解決する力です。これらは、すべて「見る」「聞く」「想像する」といった認知機能に関わっているものだと言われています。立命館大学の宮口先生の「コグトレ」を基に、本格的に本校でもスタートさせました。前述したような、「注意力をつける」「感情をコントロールする」「危険なことを察知する力をつける」「人との接し方を学ぶ」「問題を上手に解決する力をつける」を3年生が帰りの会の時間、5分間を利用してトレーニングを開始しました。1日目は、聞く力をつけるための「最初とポン」です。意外と難しく、生徒は盛り上がりながら取り組んでいました。
  • 「制服・校則の見直し」プロジェクトも佳境に入ってきました。今まで推進委員がプロジェクト委員から出された意見を集約して話し合いを重ね、創り上げた原案をプロジェクト委員全員の前で説明し、それに対する意見を出してもらいました。これにより、原案を修正して改善できたものもあります。大変有意義な会合となりました。特に、委員からは、「これまでこのように校則について見直す活動を本気で行ってきたことはなく、その活動が実際に進められ、ここまでできていることは大変すばらしいことだ」と感想が寄せられました。また、派手でないものという表記に対して、まだ残している所と色の選択肢を多くしたところと矛盾が生じたところがあったため、必要なことは、生徒一人一人が適切に選択する正しい判断力をもつことであり、それを全校に広めていくことで、あるいは、自分たちでルールを守っていくという意識を高めていくことで、いらないルールはなくしていくことができるという結論に至りました。
  • 本校では、PC端末の持ち帰りを先行実施して早8か月、ICTを活用した授業も普通の風景になってきました。ただ、学びを深めていくのはICTではありません。生徒が教材にしっかり対峙し、高い集中の中で、思考を深める時間を確保することも大事です。本校では、道具(ツール)としてのPC端末の活用とじっくりと深める学びの両立が目指す授業スタイルです。本日1時間目の3年生の数学、2年生の国語、1年生の美術は、「教材とじっくり対峙した授業」となりました。生徒の教材に対峙し集中した姿が学びの充実を感じさせました。
  • 先日、NHK静岡放送局のディレクターの方が来校され、生徒主導の「制服・校則の見直し」プロジェクトの事前取材をされました。放映されるかどうかはまだ定かではありませんが、本校で進めている「制服・校則見直し」の活動を事前取材したいということでお見えになりました。中心になって進めている推進委員の6名が、昼休みの時間に取材を受けました。「どのようなきっかけで生徒主導のプロジェクトが発足したのか?」「中心になっている新生徒会長は、いつくらいから、このようなことをしたいと考えていたのか?」「夢講座で皆さんが感じたことは何だったのか?」など、短い時間でしたが、多くの質問があり、堂々と推進委員は応えていたようです。
  • 今回のスマイル集会は、自己肯定感を高めるために、「自分のよさ」を知る「リフレーミング」の活動に挑戦しました。「ドラえもん」に登場する、のび太君の「すぐ諦めてしまう」マイナスの性格も、「気持ちの切替」が早いという長所となることを学んだ上で、自分が短所だと思っている点を用紙に書き出し、それを友達に渡して、裏を返せば「〇〇」という長所だと書いてもらい、見方によって「マイナスをプラス」に変えるリフレーミングの実践を友達と関わる中で行いました。
  • 「制服・校則の見直しプロジェクト」第3弾、ジェンダーフリーに向けて動き出した中での試着について御紹介します。プロジェクト委員の生徒が考えた、女子も選択できるスラックスを業者の方に2種類用意をしてもらい、試着してみました。また、協議の中で意見が出された、偏った同調圧力からくる没個性というストレスから、自分らしさを出すためのアイテムとして、選択制のリボン、ネクタイの試着も行いました。リボンやネクタイはあくまでオプションとしての扱いとなりますが、その色・柄についても膨大な色見本の中から投票をして決めることになりました。試着したスラックスやネクタイ、リボンについては、大変好評だったので、試着の期日を少し延長して実施することとなりました。
  • 本年度の学校保健委員会が体育館で実施されました。今回は、1学期にけがをする生徒が多かったことから、けがの防止と応急手当のスキルについて学習をしました。最初に衛生委員会から「佐久間中学校のけがの現状とアンケート結果」から発表があり、そのあと、健康安全の日に学習した応急手当の知識についてのクイズを行いました。最後に、時間をかけて、応急手当をする際に必要な「三角巾」の使い方を実習しました。三角巾をたたんで包帯にする方法やさっとほどくことができる縛り方について、何回も試行錯誤しながら、習得させることができました。また、この実習の時に使った動画は、Classroomで配信し、家庭でも視聴し振り返りができるようにしました。いざという時には、習得したスキルが発揮されると思います。
  • 18日から始まる新人戦の壮行会が体育館で行われました。コロナ感染対策のために、校歌などの斉唱はなしで、身体的距離を十分にとって実施されました。今回の壮行会は、夏季大会での壮行会で1,2年生が心のこもった応援をしてくれたお陰で、自分たちの持っている力を出し切ることができたと、3年生が主体的に取り組んでくれました。応援団長の「山﨑」さんを中心に、力強い、心のこもった応援をしてくれました。これから新人戦に挑む選手たちは、3年生の応援に応えますと感謝の言葉を語っていました。結果に一喜一憂することなく、今持っている力を発揮してきてほしいと思います。
  • 生徒主導の「制服・校則の見直し」プロジェクトの会合も回を重ねるごとに、より具体的な協議となってきました。明日からは、生徒たちが案を出した、「女子生徒のスラックス(2種類)の試着」と「リボン、ネクタイの試着」が本格的に始まります。女子生徒のスラックスは、性の多様性、冬場の防寒も考慮した案ですが、「リボンとネクタイ」については、自分らしさを出したいと考える中で、アイデアとして出された案です。オプションとしての捉えの中で、偏った同調圧力から精神的に抜け出すために、「リボン」や「ネクタイ」をつけて生活をすることも可としてほしいという意見で試着につながったものです。さらに、色・柄も投票の中で決めていき、最終的に1つに絞り込んでいくことになっています。最終的には、保護者の方にもこのことについて諮ったうえで決定となります。その経過も随時ご紹介をしていきたいと思います。