5時間目に、くすのきホールにて、地域安全推進委員さん、交通安全指導員さんをお招きして、交通安全リーダーと語る会を開きました。
子供たちは、色分けされた通学路ごとに、交通安全マップを作成しました。これは、通学路の危険個所を見付け、地図にその写真を貼り付けてあるものです。今日は、それを基に危険個所への対策を考える時間です。そして、お招きした皆様から助言をいただき、今後実行することや、低学年に伝えていくことをねらいとしています。
グループ協議は、まず危険個所について、司会者が場所とその理由を確認しました。そして、対策を個々に考え、付箋に書き、地図に貼って発表するというワークショップ型で実施しました。参観していただいた皆様にも御意見をいただきました。
代表班が全体の場で、みんなで考えた対策を発表しました。交通安全指導員は指導講評の中で「さすが6年生、いろいろ気付きがあり、対策もしっかり考えています。今後はリーダーとして下級生にその考えを伝え、交通安全を守る追分小を伝統にしていってください。」とおっしゃいました。
子供たちは、対策を考えることはもちろん、自分の考えを「伝える」難しさを感じながら、言い方、示し方、話す順番などを工夫していました。その姿は最上級生らしく、とても頼もしく感じました。事後の振り返りでは、「もっとこうすれば…」という反省の弁も多数見られました。それだけ真剣に取り組み、よりよい取り組みにしたいという思いが分かります。今後は、今日の成果を下級生に優しく伝えていくことでしょう。