本の森都田 3

2021年1月23日
     本の森都田 NO.3  

    <書名>
     曳馬野はるか~しいの木のひとりごと~

    <作者>
     北部公民館/編

    <ジャンル>
     都田地区(北区)の歴史・文化に関わる書物
     都田地区(北区)を舞台にした書物

    <対象>
     小低~

    <読みどころ>
     この物語は三方原台地の「しいの木」のひとりごとから始まります。古くは万葉の時代から「ひくまの」とよばれていた三方原ですが、その美しい地名とは異なり、実際は荒れた原野だったようです。戦後、開拓で入ってきた人々の生活がうかがえる一冊です。強い酸性土で麦をまいてもひばりがまたげる程の麦しか育たず「ひばりまたぎの麦」と呼ばれたエピソードなど紹介されています。
     30年位前に出版された絵本ですが、優しいタッチで描かれた挿し絵が素敵な一冊です。