1学期終業式(7月23日)

2014年7月23日
     今日で平成26年度の1学期が終了します。皆さんにとってどんな学期だったでしょうか。今、3人の代表が1学期の反省を述べてくれました。

    1年の太田さんは学習、学級活動、部活動を通して、努力すること・あきらめないこと・協力することの3つを学んだと話してくれました。中学に入学して4ヶ月弱でこのように学んだことを嬉しく思います。

     2年の岡部さんは、自身の体験として夏季大会壮行会で激励の言葉を述べたことから達成感を得たと話してくれました。また、今後の課題として、学習習慣の定着、部活動、規則正しい生活を送ることをあげてくれました。

     3年の長田さんは1学期の学習面と生活面を振り返り、できていなかったことを謙虚に受け止め、夏休みにかける思いを述べてくれました。具体的に2学期初めの学調に向けた決意も述べてくれました。3年生全員の思いではないでしょうか。きっと充実した夏休みとしてくれると期待しています。

     さて、今日の終業式にあたり、皆さんに言葉を用意してきました。それは「天知る 地知る 我知る 人知る」という言葉で、中国から伝わってきたものです。

     昔、中国である位の高い人に、ワイロを渡そうとした人がいました。その人は、お金を出して「どうぞ、夜ですから誰にもわかりません。お金を受け取ってください。」と言って渡そうとしました。ところが、その位の高い人は「何を言っているのですか。天の神も、地の神も見ています。私も知っています。何よりあなたも知っているではありませんか。」と言って、受け取らなかったという話から生まれた言葉です。

     これは、うそや隠し事は誰にも分からないだろう、見つからないだろうと思っていても、いつかは人に知られてしまうという戒めの言葉です。今、そんなことを言ったって、私の嘘は誰にも見つかっていない、悪いことをしたけどバレていない、と思っている人がいるかもしれませんが、ちゃんと自分自身が分かっていますね。ここにある「我」が知っているのです。悪いことをして見つからなくても、悪いことをした「自分」は知っているのです。悪いことをして、ごまかそうとすれば、それは自分をごまかすことと同じで、自分で自分をだますようなものです。自分をさらにダメな人間にしてしまうのです。

     先日、学校だより「都田の風」で、レスリングの吉田沙保里さんのお話を伝えました。吉田さんは「悪いことは悪い。そう親に教えられました。」とおっしゃっていましたし、「全力で練習しないと、自分はわかる。それではダメだと思うから、ちゃんと練習するんです。」と話していました。
     私たちのやることは、良いことも悪いことも、天の神や地の神が知っているだけでなく、誰よりも「自分」が知っているのです。それは、いつか人にも知られることになるのです。

     今日、皆さんにこの言葉を伝えたかったのは、悪いことをしないというマイナスの話ではなく、良い行いをするというプラス思考で、考えてきました。ゴミが落ちていたら誰も見ていなくても拾う、車が通っていなくても信号が点滅していたらしっかり止まって待つ、バスに乗ってお年寄りが乗ってきたら知っている人がいなくてもさっと席を譲る、こういった良い自分は、誰よりも自分自身が知っているのです。自分を高めることになるのです。

     最後に、お願いをします。2学期の始業式は8月28日です。全員が元気に登校してください。事故や事件に巻き込まれることなく、元気に登校してください。2学期は大変盛り上がる学校行事もあります。みんなで頑張っていきましょう。以上でお話を終わります。