朝会 (4月14日)

2014年4月14日
     今、学級3役の任命を行いました。3役はそれぞれの学級のリーダーです。先週は縦割り集団が決まり、団長が力強い決意を述べてくれました。さまざまな場面でリーダーがいます。それは主役とも言えると思います。

     今日はリーダー、主役について、渡り鳥である雁(がん)の群れの話を紹介したいと思います。雁はV字編隊の群れをなして、何千キロという距離を渡っていく鳥です。では、どうしてこういうV字編隊を作るのか、というと理由があるのです。

     V字編隊の先頭に1羽の雁がいます。この雁がこの群れのリーダーですが、この雁が一生懸命羽ばたくことで上昇気流が起こるそうです。そうすると、そのお陰で後ろの雁は普通に飛ぶよりも楽に飛ぶことができるそうです。その上昇気流に乗ることができるのです。そうやって飛ぶことによって、1羽で飛ぶよりも70%も飛行距離を伸ばすことができるとされています。すごいことですね。

     でも、一生懸命に先頭の雁は飛んでいますから、疲れてしまいます。すると、後ろにまわり、別の雁と先頭を交代するのです。また、もっと驚くのは、群れの一羽がケガや病気で群れから離れると、別の2羽が編隊を離れ、その雁の後を追いかけていくということです。その雁が回復するまで一緒に側で付き添い、その後新しい群れに加わるか、新しい編隊を作って元の群れに追いついて行くと言われています。雁のこうした行動は本能なのでしょうが、すごいことだと思います。

     私はこの雁の群れから何かを学んでほしいと願っています。私たちにも本能がありますが、私たちにはそれ以上に考える力があります。雁の群れから考えてください。そして、小さな集団、それは班でもいいと思います。学級でも、学年でもいいと思います。それぞれの集団の中で、リーダーだけが頑張っていても疲れてしまいます。リーダーにはそれだけのエネルギーが必要とされるのです。リーダーが疲れた時に、次のリーダーが出てください。そうやって集団の質を高めてほしいと願っています。

     今日は、雁のお話から考えてほしいと思い、紹介をしました。