7月25日、フラワーパークに集まり、樹木医の塚本こなみ先生や園長先生のお話を聞きました。
夏真っ盛りのフラワーパーク。様々な樹木や花が迎えてくれました。
これは枝を切ったあとの様子。
こんな風に切り口が丸く盛り上がっているのは、木が自分で傷を治そうとしている証拠だそうです。
枝についているのは、ウメノキゴケという木につくコケ。
木の成長が止まり、元気がなくなるとこのコケがついてしまいます。
木の健康管理と手入れは大変だそうです。
オオガハスの池。
きれいなピンク色の花が咲いていました。
オオガハスは、今から約2000年も前の種から咲いたハスの花。
植物の不思議を感じました。
子どもたちが幹の根元でなにか発見。
「さっき、こなみ先生に教えてもらった!」「それだ!」
さわるとゼリーのようにプルプルしています。
これは、木の中にいる幼虫が木を食べて出したフンなどのかたまり。
このかたまりが多く見られると要注意で、殺虫剤の使用が必要な場合もあるそうです。
最後はお話をいただきました。
植物の中で一番大切なのは根で、根がしっかりしていれば、中が腐ってしまっても木は生きていけるのだそうです。
心根、根気、根性、根幹など、「根」がつく言葉はたくさんあります。
植物のように、しっかりした「根」をもって生きていけたらいいですね。
おもしろいものをたくさん見て貴重なお話を聞いて、大変勉強になった一日でした。